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この夏は鍵っ子になろう!『Kanon』『CLANNAD』…Keyの名作を振り返る

アニメ

7月から放送がスタートする新TVアニメ『Rewrite』
7月から放送がスタートする新TVアニメ『Rewrite』(C)VisualArt’s/Key/Rewrite Project

 この夏、ゲームブランド・Keyの『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』、『Rewrite』の2作品がアニメとなって登場。Keyファンにとっては心踊る、暑い夏がやってくる。そこで今こそ、“鍵っこ”と呼ばれるほどの熱心なファンをもつKeyの魅力を振り返ってみたい。

【関連】『planetarian』『Rewrite』ビジュアル

 Keyは、株式会社ビジュアルアーツを代表するゲームブランド。恋愛アドベンチャーゲームでありながら、嗚咽ものの感動ストーリーが用意され、いわゆる“泣きゲー”といわれるジャンルを確立した存在として知られている。

 第1作目の作品である『Kanon』をはじめ、『AIR』、『CLANNAD』、『リトルバスターズ!』などアニメ化された作品も多く、作品を発表するたびにファンを増やしてきたKey。とりわけ『Kanon』、『AIR』、『CLANNAD』は泣ける要素が高く、「泣いた作品ベストワン」「人生の一本」としてあげる人も多いほどだ。

 Keyのすごさとは、コミカルとシリアスのバランス。ファンタジーとリアルのバランスにあると感じる。例えば、雪の街を舞台に、ひとりの少年と5人の少女たちが織りなす人間模様を描いた『Kanon』。ドジっ娘さゆえにたい焼きを食い逃げしてしまう女の子など、コミカルかつお約束のドタバタ劇に巻き込まれているうちに、主人公と少女たちのつながりの秘密が明らかとなり、いつの間にか「人が人を思う強さ」に感動してしまうはず。

 『AIR』は、現代と千年前が交差する壮大な感動ストーリー。恋愛模様ももちろん感動ポイントだが、本作で有名なのが、原因不明の病に侵されたヒロインが、最後に母に言ったセリフ「もうゴールしてもいいよね。」。必死に生きたヒロインが母の胸にそう言って飛び込むシーンは、号泣ものだ。そして主人公とヒロインの恋、結婚、出産、子育てまで人生とまっすぐに向き合った作品が『CLANNAD』。こちらも恋愛だけでなく、主人公とその父、主人公と娘など、親子の絆に泣かされる傑作だ。愛する人を失うことや、その後の再生の物語を描き切り、人の弱さ、愛の強さを伝えた。

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