“はるかぜちゃん”こと春名風花「批判的な意見から逃げない」 15歳になった今の気持ち
怖がらず、広い世界へと飛び出すマーヤ。春名も幼い頃からネット社会という広大な世界で、自らを発信し続けている。叩かれたり、炎上したりすることは、怖いことではないだろうか?「批判的な意見に慣れていない頃は、辛いなと思う時もありました。でも、怖いと思うことより、得られることの方がずっと大きかった。たくさん応援してくださる方がいて、それがすごく励みになったんです。それに、ぼくは“いじめられた側が教室を出て行くのはおかしい”という考えを持っていて。ネットでもそれは同じ。批判的な意見があってもそこで逃げたらもったいないと思うんです」。
「フォロワーさんとは、みんな親戚や家族のような気持ちで話しています。マーヤもそうですが、たくさんの仲間ができて、その仲間がマーヤを好きになってくれたから、勇気を出して行動できたと思う」と勇気を出す秘訣は、マーヤと同じく「自分は1人じゃない」と思うことだという。
声優界のレジェンドとも言うべき野沢雅子とも共演が叶った。「野沢さんの演技は、みんなをその世界に引きずり込んでしまう。本当にすごいです」と受けた刺激を語り、「『少女革命ウテナ』の川上とも子さん、『ローゼンメイデン』の沢城みゆきさんも大好き。私も、ずっと誰かの心に残る役を演じられる声優さんになりたい」と瞳を輝かせていた。(取材・文・写真:成田おり枝)
『みつばちマーヤの大冒険』は9月3日より公開。
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