『恋マジ』最終回直前で「すでに苦しい」の声 “大津”戸塚純貴に同情集まる<恋なんて、本気でやってどうするの?>
恋に本気になれない6人の男女が織りなす群像ラブストーリー『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)。6月13日(月)放送の第9話は、大津浩志(戸塚純貴)の再浮上で、桜沢純(広瀬アリス)の決断に注目が集まった。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください
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■大津の再浮上で、純が新たな恋に?
仕事もプライベートも充実しているから、恋愛が入る隙がない。そう思っていても、ふと絶対的な味方がほしくなることがある。長峰柊磨(松村北斗)との本気の恋に疲れ果て、“恋なんて人生の無駄”モードに戻ってしまった純も、そんな存在を探していた。ドキドキすることなく、安心感を与えてくれるような相手を。
そこで再浮上したのが、「このドラマの良心」こと大津だ。純が処女喪失に奔走していた時、「好きじゃない男と、こういうことするな」と紳士的な対応を見せた大津。妖艶な雰囲気をまとう柊磨とは正反対なタイプだが、こういう男性こそが純を幸せにしてくれる気がする。ただ、純の気持ちは柊磨に残っているのがつらい。真弓(斉藤由貴)の存在が懸念となっているだけで、彼のことが嫌いになったわけではないのだ。
しかし、不本意な人事異動が命じられたことで、“結婚”への思いが大きくなっていく。
結婚と恋愛は、別のもの。一生一緒にいるのなら、ドキドキする相手よりも、安心感を与えてくれる人の方が“ちょうどいい”のかもしれない。純も、柊磨以外の相手となら、省エネモードで向き合えるのだろう。そうすれば、相手の気持ちに振り回されることもない。付き合うのとか、面倒くさい…と思っている純は、交際0日で大津との結婚を決断しようとする。
今度こそは、大津を傷つけないでくれ! と誰もが願っただろう。しかし、プロポーズを承諾した直後…という最悪なタイミングで、純の前に柊磨が現れる。この展開には、「大津あんなに優しいのに絶対柊磨が報われるに決まってんのよ」「このままだと大津が“純の本当の気持ちは知ってたよ。ほら行けよ”って柊磨のところに向かわせる最終回しか想像できなくてすでに苦しい」などの声が上がった。いっそのこと、「恋なんて本気でやってどうするの?」スタンスを死守して、大津を選んでほしいものである。
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