『ユニコーンに乗って』“小鳥”西島秀俊のチャーミングさが話題に! 「おじキュン路線期待」の声

カルチャー
2022年7月6日 20:30
『ユニコーンに乗って』“小鳥”西島秀俊のチャーミングさが話題に! 「おじキュン路線期待」の声
小鳥智志(西島秀俊) 『ユニコーンに乗って』第1話より  (C)TBS

 仕事に恋に真っすぐ生きる大人の青春ドラマ『ユニコーンに乗って』(TBS系/毎週火曜22時)が、いよいよスタートした。7月5日(火)に放送された第1話では、成川佐奈(永野芽郁)率いる教育系スタートアップ企業がピンチの局面に! 小鳥智志(西島秀俊)のチャーミングさも話題を集めた。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください


■小鳥智志(西島秀俊)の存在

 私たちは、いくつになっても青春を謳歌することができる。学ぶ楽しさを感じることもできるし、新たなチャレンジをしたっていい。『ユニコーンに乗って』は、見ているとポジティブな力が湧いてくる作品だ。

 本作のヒロインは、教育系スタートアップ企業“ドリームポニー(通称:ドリポニ)”の若きCEO・佐奈。彼女は、貧しい家庭で育ち、満足な教育を受けられなかった過去をバネに、“すべての人が、平等に学べる場を作る”ために奮闘してきた。しかし、「スタートアップ企業の95%が、3年以内に消滅してしまう」と言われているこの時代。起業から3年目を迎えたドリポニも、ピンチの局面を迎えていた。焦った佐奈は、共同創設者の須崎功(杉野遥亮)のアドバイスを受け、即戦力となる人材を補充することにする。

小鳥智志(西島秀俊) (C)TBS
 その面接にやってきたのが、会社の雰囲気とは全く異なる中年サラリーマンの小鳥というわけだ。48歳にして業界未経験の彼は、即戦力にはほど遠い。しかし、誰よりも素直さを持っている。ドリポニの面接に落とされてもひねくれることなく、ITやエドテックについて勉強を重ね、「いつかまた、御社に再チャレンジします」と前向きに語ってみせた。その素直さが、佐奈の心を動かしていくのだった。

 年を重ねるごとに、「もう、〇〇歳だから」と心のなかで言い訳をしてしまっている自分がいる。新しいチャレンジをする勇気がないことを、年齢のせいにして、自分に“呪い”をかけて。だからこそ、いくつになっても学ぶことを楽しみ、夢を追いかけている小鳥を見ると、勇気が湧いてくる。CEOとしての責任に押しつぶされ、楽しむことを忘れかけていた佐奈にとっても、新たな風を吹かせる存在になってくれるはずだ。

 小鳥に加えて、天才エンジニアの森本海斗(坂東龍汰)が加入したドリポニは、とにかく個性が豊か。演じるキャスト陣も、青山テルマに前原滉と“濃い”メンバーが集まっている。SNS上では、『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)のような「おじキュン路線期待」との声も上がっているが、どのように物語が展開していくのだろうか。小鳥と佐奈の恋が芽生える可能性も…? “胸キュン枠”で定着している「火10」にしては珍しく、お仕事色が強い作品になることも考えられる。「無料で通えるバーチャルスクールを作る」という大きな目標を掲げたドリポニの行く末も、気になるところだ。

次ページ:【ネタバレあり】お仕事色強めでスタート 気になる恋の行方は?

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ユニコーンに乗って

菜本かな(ライター)

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