『ユニコーンに乗って』を支える“若手俳優”がすごい! 坂東龍汰&前原滉の演技力に注目

カルチャー
2022年8月30日 19:00
『ユニコーンに乗って』を支える“若手俳優”がすごい! 坂東龍汰&前原滉の演技力に注目
森本海斗(坂東龍汰) 『ユニコーンに乗って』より  (C)TBS/撮影:加藤春日

 仕事に恋に真っすぐ生きる大人の青春ドラマ『ユニコーンに乗って』(TBS系/毎週火曜22時)の第9話が、8月30日(火)に放送される。本作には、永野芽郁、西島秀俊、杉野遥亮と「間違いない」実力派キャストがそろっているわけだが、実は脇を固める若手キャストも本作を格上げする重要な要素となっている。今回は、森本海斗役の坂東龍汰と栗木次郎役の前原滉にスポットライトを当てて紹介する。


■“沼が深い”坂東龍汰

 まず注目したいのは、海斗役の坂東。現在“7クール連続”で地上波ドラマに出演する“次世代のカメレオン俳優”と呼び声高い俳優で、これまで『未来への10カウント』(テレビ朝日系)、『真犯人フラグ』(日本テレビ系)、『この初恋はフィクションです』(TBS系)などに出演してきた。

 そんな坂東が演じる海斗は、ドリームポニーのエンジニア。先週放送された第8話では、永野演じる成川佐奈たちドリームポニーのメンバーを裏切ったと思われた海斗が、これまでの自分の人生と自分の思いを涙ながらに語るシーンが描かれ、SNSでは「これは涙腺崩壊」「涙がとまらない…」と反響があった。いい意味で毎回驚きを与える坂東は、バラエティーなどで見せるギャップにも「沼が深い」との声も多く、今後の活躍に目が離せない。

■西島秀俊も絶賛の前原滉

 さらに、併せて注目したいのが、栗木を演じる前原の存在だ。佐奈と須崎功(杉野)と共に起業した創業メンバーの栗木は、それぞれ個性の強いキャラクターの間でうまく取りまとめる、いわゆる“バランサー”的役割を果たしている。

 そんな栗木を演じる前原は、多くのドラマや映画に出演するほか、舞台など幅広く活躍している若き名バイプレーヤーの一人で、これまでには、NHK連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合)や、『あなたの番です』(日本テレビ系)、映画『あゝ、荒野』などに出演してきた。西島も本ドラマのインタビューで「とにかく演技がうまい。作品全体のために演技をする人なので、たぶんみんな頼りにしている」と太鼓判を押すほどの実力の持ち主。独自の存在感で多くの視聴者を魅了している。

 そんな二人が支える『ユニコーンに乗って』は、いよいよ物語も終盤。視聴率は、8月9日に放送された第6話では世帯平均視聴率7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となるが、先週放送の第8話では8.2%(同)、個人3.9%(同)まで上昇し、初回の水準まで回復。終盤にかけての視聴率の回復は連続ドラマとしては異例だが、良い兆候となっている。まだまだ試練が残るドリームポニーのメンバーたち。若手キャストの活躍も含め、最後まで目が離せない。

【『ユニコーンに乗って』概要】
放送日時:毎週火曜22時00分

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