『君の花になる』“弾”高橋文哉&“なる”宮世琉弥コンビがかわいい! SNSでも「尊い」と反響
ボーイズグループ、8LOOM(ブルーム)の寮母となった元高校教師・仲町あす花(本田翼)が、彼らとともにトップアーティストになる夢に向かって奮闘する姿を描く『君の花になる』(TBS系/毎週火曜22時)。11月8日(火)に放送された第4話は、ついに8LOOMの新曲が完成! 佐神弾(高橋文哉)と成瀬大二郎(宮世琉弥)の絆にも多くの反響が集まった。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください
【写真】佐神弾(高橋文哉)&仲町あす花(本田翼)のハグシーンも! 『君の花になる』第4話
■弾を見守る8LOOMが優しい
「これ真ん中刺さったら、俺とデートな」と言いながら、ダーツを投げる弾。ついにあす花へのデレターンが来た! と思ったが、どうやらラブソングを作るための取材をしたかったようで…。「デートスポット行く奴らが、どういう感じか参考に見たくて。でも、俺だけで行くのはさすがに…」と“言い訳”をしていたけれど、それなら別に8LOOMのメンバーを誘っても良かったわけだ。素直に、あす花を誘いたかった、と言えばいいのに…。ただ、不器用なところも、今は尊く見えるし、案の定ダーツを外してしまうのもかわいい。クールなのに、どこかキメ切れないというか。
8LOOM (C)TBS
そんな弾の不器用な恋を、茶化しもせず優しく見守る8LOOMのメンバーたち。正直、ワンマンな弾の行動にイラッとしたこともあっただろう。勝手に練習のメニューを決めたり、出来上がった曲を勝手に社長に見せてしまったり。あまりにも“勝手”な行動が多すぎる弾を許してあげる6人の包容力が半端ない。たまに、古町有起哉(綱啓永)が、弾に突っかかることもあるが、リーダーの小野寺宝(山下幸輝)が「そこ、ケンカするならハグやで!」と言うとあっさりと引き下がる。
佐神弾(高橋文哉)&仲町あす花(本田翼) (C)TBS
きっと、彼らも弾が抱えている重圧を理解しているのだろう。だから、弾も安心して自分の道を進めているのかもしれないが、もっと周りに頼ってもいいのにな、と思う瞬間もある。もしかすると、教師時代のあす花も、弾のような経験をしていたのかもしれない。なんでも「大丈夫」と引き受けて、いつの間にかパンクをしてしまう。もっと、はやく周りに頼っていれば…と思っても、後の祭り。頑張りすぎてしまう人は、パンクをしてからしか、立ち止まることができないのだから。あす花が弾に、「もっと周りを頼ったり、弱音を吐いたりしなきゃ」とアドバイスを送るのは、過去の自分のようになってほしくない…という願いが込められているのかもしれない。
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