『ウチカレ』岡田健史の“チャラ男”役に「最高すぎ」 第1話から見逃せない場面だらけ
■波乱の展開を予感させる第1話
思うようにいかない碧は空と激しい口論になってしまう。売り言葉に買い言葉がエスカレートし、とうとう家を飛び出した空は「おだや」にかくまってもらうが、ゴンちゃんから、碧が引っ越さないのは空のためだと諭される。それを知った空は、慌てて家に帰り、碧と仲直りするのであった。空はその時はじめて、碧が恋愛小説を書くことを打診されていたことを知る。これを聞いた空は、自分が苦手な恋愛に挑戦し、その姿を小説のネタにすることを碧に提案するのであった。
水無瀬碧(菅野美穂)&水無瀬空(浜辺美波) (C)日本テレビ
第1話は友達のように仲の良い母娘が、時にぶつかり合いながらも二人三脚で生きていく様をコミカルに描いていた。しかし『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』のタイトル通り、空に彼氏ができないことや、男っ気がないことがたびたび碧の口から語られる。どうやら碧は、母として娘になかなか恋人ができないことを心配しているようだった。
しかし当の空には全く出会いがないわけではない。バイトの配達帰りに転んだ空に手を差し伸べてくれた渉周一(東啓介)には嬉しそうな表情も見せる。また、同じゼミの入野光(岡田健史)には枝豆を投げつけ険悪になるものの、当の光は「かわいいなと思って」となんだか空に関心がある様子。空にも決して恋の予感がない訳ではないのだ。さらに母の碧もまだまだ捨てたものではない。新たな担当として碧の元を訪れた橘は碧に対して「おいで」と優しい声で腕を広げる。そして無類のイケメン好きである碧は、整体治療院で出会ったイケメン整体師を気に入った様子。しかしこのイケメン整体師こそ、空が転んだ時に手を差し伸べた周一なのだ。こうして母娘は同じ人に恋をしてしまいそうな波乱の展開を予感させる。
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