『かのきれ』“宗介”中島健人の“指キュン”シーンに反響! 何気ない仕草に一瞬で魔法を
■宗介、“佐藤愛”だと気付く…?
これまで宗介は、愛に対してイジワルな面を見せることが多かったが、だんだん優しい表情を見せることが増えてきた。思えば、彼はただの嫌なやつではなく、“プロ意識のない人間”に嫌悪感を抱いてしまうだけだったのかもしれない。
愛&岡島唯子(片瀬那奈) (C)カンテレ
勤務時間以外でも、常にタブレットを見て仕事のことを考えている宗介。言い方はあるにしろ、頑張っていない人に対して冷たく当たる気持ちも分からなくはない。『ザ・モスト』が廃刊の危機にあることを知った愛が、「少しずつでも、頑張ってみます」と意識を変えたことも、彼女を見直すきっかけになったのだろう。
ただ、宗介がここまで頑張れる理由は、愛の存在があったからなのだ。幼少期の頃、自信を持てずにいた宗介に、愛は「どうして自分の可能性を信じないの?」と勇気を与えた。だから、「その人(愛)の隣が似合うような人間になりたいと思って生きてきた」と。
そんな時、宗介が事故現場に遭遇してしまう。鳴り響くパトカーの音。母の死を思い出してうずくまる彼のもとに駆けつけたのは、愛だった。「大丈夫、大丈夫」と安心させるために肩をさする愛の姿が、幼少期の“佐藤愛”の姿と重なっていく――。
そして、「愛?」と問いかけた宗介。目の前にいるさえない愛が、あの“佐藤愛”だということに気が付いたのだろうか…。
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