『かのきれ』“樋口”赤楚衛二のカッコ良さ爆発! 演技の変化にSNSでは驚きの声
■愛、編集部を「辞めます」
いよいよ、イタリアの有名デザイナーとのコラボ企画撮影の日がやってきた。宗介がやっとの思いでつかんだこのプロジェクトは、廃刊の危機にある「ザ・モスト」にとっても、社運を懸けた大一番。緊張ムードが漂うなか、愛は撮影の大目玉であるドレスの管理を任された。
ところが、あるハプニングで一瞬目を離した隙に、ドレスが破損してしまう。デザイナー側は、「企画を続行したいなら、ミスした人間を解雇しろ」と激怒。愛は、「大切なドレスを傷つけてしまった責任は、私にあります。辞めます」と辞表を出してしまうのだった。
企画を成立させるために必死な宗介は、愛を救うことはしなかった。樋口は、「ジャクソン(愛のあだ名)一人が負う責任じゃない。なんでいつも自分ばかり責めるんだよ!」と愛を追いかけるが、宗介は見捨ててしまったのだ。
佐藤愛(小芝風花) (C)カンテレ
校了までは苦しいが、出来上がった本を見るとこれ以上にない幸せを感じる…という“編集の魔法”の虜(とりこ)になったばかりの愛。仲間もできて、宗介にも頼りにされることが増えた。そんないま、仕事を辞めたいはずがない。
しかし、「ザ・モスト」に後ろ髪を引かれながらも、就職活動を始めてしまう。「会わなくなれば、もう悩まなくてすむよね。やっと楽になれる…」と宗介のことも忘れようとして。
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