『かのきれ』“樋口”赤楚衛二のもどかしい恋に反響! 「いい人すぎて切ない」の声
■恋と友情、どちらを取る? 究極の二択に出した決断は
愛が戸惑ってしまうほど、優しい表情を見せるようになった宗介。それはきっと、彼女の仕事への真摯な姿勢に気づいたからだろう。「おかえり」と言った時の微笑みは、いつも梨沙の前で見せている肩の力が抜けた表情だった。愛も、「宗介に認められたい!」という想いが、次第に恋心に変わっていく。
梨沙 (C)カンテレ
しかし、宗介への思いを募らせているのは、愛だけではない。親友の梨沙も、密かに恋心を抱いている。愛にはなかなか素直になれないのに、梨沙には優しさの豪速球を投げる宗介。これは絶対にほれてしまう…ということをやってのけるのだ。梨沙に付きまとう男に対して、「彼女のことが好きなら、たとえ自分の思い通りにいかなかったとしても彼女を傷つけるな」と警告するシーンは、実に男らしかった。
愛&梨沙 (C)カンテレ
そんな姿を見たものだから、梨沙の思いも溢れ出してしまう。親友のことを裏切りたくない。けれど、宗介への気持ちも止めることができない。まさに、「恋と友情どっちを取る?」という究極の2択のような状況に。結局梨沙が選んだのは、「恋」だった。
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