『かのきれ』“セクゾ主題歌”のタイミングが絶妙! “樋口”赤楚衛二には「名脇役」も捧げたい

カルチャー
2021年8月25日 19:00
『かのきれ』“セクゾ主題歌”のタイミングが絶妙! “樋口”赤楚衛二には「名脇役」も捧げたい
佐藤愛(小芝風花)を抱きしめる樋口拓也(中島健人) 『彼女はキレイだった』第7話より  (C)カンテレ

 イケメンエリートの長谷部宗介(中島健人)と残念女子・佐藤愛(小芝風花)のすれ違う初恋を描いたテレビドラマ『彼女はキレイだった』(カンテレ・フジテレビ系/毎週火曜21時)。8月24日(火)に放送された第7話は、ついに愛の正体が判明。樋口拓也(赤楚衛二)の切ない告白も、注目を集めた。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください


■愛と梨沙、15年間の友情に亀裂が…

 大好きな人が自分を思ってくれているのに、それに応えることができない。こんなにも苦しいことがあるだろうか。宗介が「君が好きだ」と告白してくれたにも関わらず、愛は「ごめんなさい」と逃げてしまうのだった。

長谷部宗介(中島健人)&愛 (C)カンテレ
 その理由は、親友の桐山梨沙(佐久間由衣)も、宗介のことが好きだということに気付いてしまったから。愛と梨沙は中学1年生の時からずっと、お互いの一番の理解者だった。女友達というのは、年を重ねるごとに形を変えてしまうことも多い。恋人ができたり、結婚したり…友達よりも大事な存在ができることで、関係が揺らいでしまうこともある。けれど愛と梨沙の絆は、15年間ずっと揺らぐことがなかった、はずなのに…樋口が言うように、自分を見失ってしまうのが恋愛なのだろうか。

桐山梨沙(佐久間由衣)&愛 (C)カンテレ
 しかし、梨沙は「やっと目が覚めた」と愛のフリをやめることを決意する。隠れて宗介に会っていたことも謝り、本当のことを打ち明けると。最初は恋を選ぼうとしていた梨沙だが、最終的に友情を選んだのだ。

 その一方で、友情のために宗介から距離を置いていた愛は、恋を選んだ。宗介が、自分のことを“本物の佐藤愛”だと気付いてくれた瞬間、16年間の思いがあふれてしまったのだろう。二人がお互いを求めて駆け出した瞬間、絶妙なタイミングでSexy Zoneによる主題歌「夏のハイドレンジア」が流れる。そして、再会した瞬間のキスシーンには、「中島健人のキスシーンいくつか見てきたけど1番好きぃ!!」と反響が集まった。

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彼女はキレイだった

菜本かな(ライター)

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