『ハンオシ』甘え上手な“唯斗”高杉真宙にもん絶! いたずらっ子な表情が良いスパイスに
■猛威を奮う無自覚な恋のライバルたち
第3話では無自覚な恋のライバルが猛威を奮う。悪気なく明るい笑顔で百瀬と接しながら気持ちに気づかずにいる美晴と、さりげなく明葉との距離を詰め、ハグまでした唯斗の存在だ。二人は明確に百瀬や明葉に好意を抱き、手に入れようとしているわけではないものの、誰もが思わず気持ちを断ち切れなくなってしまうような「あざとテクニック」で二人の心を掻き乱す。
百瀬美晴(倉科カナ) (C)TBS
特に百瀬にとって美晴の無自覚な優しさや、心を開ききった無防備さは甘美さと背中合わせの苦しみをももたらす。こうした罪深いアプローチにSNSでは「美晴、無邪気過ぎて小悪魔」、「とんでもなく天然あざと女だ」などの声も。美晴と唯斗に共通するひまわりのような、汚れを知らない笑顔こそが、恋を複雑にする要因だ。
唯斗&大加戸明葉(清野菜名) (C)TBS
そんな唯斗の魅力が第3話ではいよいよ具体的に見えてきただろう。なんと言っても唯斗を演じる高杉真宙の天真爛漫な表情と甘え上手な芝居が視聴者をもん絶させる。強引なまでに明葉との距離を縮めてくる唯斗だが、実は“お願い事”や“ハグ”など突っぱねるには良心の呵責(かしゃく)にさいなまれるような絶妙なラインのジャブを繰り返す。加えて明葉の恋愛事情も卒なく聞き出し、どんどん明葉の心のテリトリーに侵入してくるのだ。こうした器用で人間関係に長けた人物像を演じるにあたって、高杉のふと見せるいたずらっ子のような表情が良いスパイスとなり、視聴者共々、唯斗が心に入り込んでくるのを許してしまいたくなる。
SNS上ではこんな唯斗に「お願い上手褒め上手な唯斗は末永くその感じでいて」、「尊い、唯斗!」などとキュンを感じる視聴者が多発。『ハンオシ』では百瀬の絶妙なツンデレぶりに加えて、唯斗の魔性の甘え上手に心を奪われる人が続出してしまいそうだ。