川口ゆりな、『ガルプラ』で自分を責めたことも 心の支えになったのは“ファンと参加者”
■芸能界入りから『ガルプラ』挑戦まで
ーーそもそも芸能界を目指したのは、なぜなのでしょうか?
中学生の頃、明確な将来の夢がないときに、母の友人から「こういうコンテストがあるらしいから受けてみたら?」と言われて、「もうすぐ締切だし、出してみるか!」と軽い気持ちで第14回全日本国民的美少女コンテストを受けたんです。そのときに演技部門賞を受賞したのがきっかけで、事務所に所属することになり、芸能界入りすることができました。
ーー軽い気持ちで芸能界入りしたとのことですが、「いざ入ってみたら大変だった…」などギャップに悩むことはなかったのでしょうか?
芸能界入りして、最初の頃は毎週レッスンのために東京に通っていたので大変でしたね。ただ、2年間レッスンを重ねていく中で、少しずつ「お芝居って楽しい! この世界で生きてみたい!」と思えるようになりました。
ーー音楽活動に興味を持ったきっかけを教えてください。
2年間のレッスンが終わった後、アイドルグループ・X21の2期生として加入したのですが、その時にステージに立つことや音楽をすることが「すっごく楽しい!」と思ったんです。
ーー『ガルプラ』に参加したのは、なぜですか?
X21のメンバーとして、1年ほど活動した後でグループが解散することになり、自分の中では未消化のまま終わってしまったんですよね。グループ解散後、個人でしていたお仕事もすごく楽しくて、刺激的ではあったのですが、ふとしたときに心のどこかで「音楽をやりたいな」って気持ちが諦めきれずにいたんです。そんなことを考えていたタイミングで、『ガルプラ』を知り、21歳だったこともあって、最初で最後のチャレンジのつもりで、自分がどこまでいけるのかを試してみようと応募したんです。
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