川口ゆりな、『ガルプラ』で自分を責めたことも 心の支えになったのは“ファンと参加者”
2021年に開催された、日中韓グローバルガールズグループオーディション『Girls Planet 999 : 少女祭典』(以下、ガルプラ)のファイナリストだった川口ゆりな。番組参加前から女優やモデルとして活動していた彼女は、オーディション中、99人の参加者の中から個人投票1位を獲得するなど、日本のみならず世界各国のファンを惹(ひ)きつけました。そんな彼女が、3月21日(月・祝)に配信シングル『Look At Me』でユニバーサルミュージックからソロデビュー。今回は、ソロアーティストデビューを前に思うことや、『ガルプラ』期間中のエピソードなどについてたっぷり語っていただきました。(取材・文=於ありさ/写真=松林満美)
【写真】衣装もかっこいい! 全身が見える川口ゆりなの撮り下ろしカット
■ソロデビューは「新しい私を見て」
ーーまずは、ソロアーティストとしてデビューすることになった時の心境を教えてください。
最初は「ソロでやっていけるのかな」という心配が大きくて、不安や怖さもありました。でも、スタッフの皆さんが「こういうコンセプトで、こういうアーティストを目指して一緒に頑張っていこう」とお話ししてくださったときに「やっていこう!」と決心できたんです。
ーーアーティストとしてデビューしたいという気持ちは、『ガルプラ』終了後もあったのでしょうか?
『ガルプラ』に参加したことで「音楽をやりたい」という気持ちが強くなりました。また、ステージでパフォーマンスする私を好きになってくださった方も多く、そういう方々が待ってくださっていることは、ずっと意識していたので、何か動き出せたらと思っていたんです。
ーーデビュー曲「Look At Me」はどんな作品に仕上がっていますか?
凛とした強さや、上品なしなやかさを表現しています。曲のコンセプトやミュージックビデオの雰囲気など、衣装やメイクなど細かいところまでスタッフさんたちと打ち合わせし、想像以上のものが出来上がったなと思っています。デビュー曲は、これからずっと歌い続ける大切な曲になっていくと思うので、たくさん聞いていただけたら嬉しいです。
ーー『ガルプラ』期間中の川口さんといえば、清楚(せいそ)でかわいいイメージもありました。かわいい系ではなく、かっこいい系のコンセプトにしたのはなぜなんでしょう?
たしかに『ガルプラ』中は「Utopia」や「Shine」を披露したこともあり、ファンの方から柔らかく、爽やかなイメージを持っていただいていました。ただ、ソロ活動をしていく上での私なりの覚悟を見せたかったというのもあって、あえてクールなイメージに決めたんです。『ガルプラ』を見てくださったファンの方たちが抵抗感なく、ソロとしてデビューする、新しい私を見てほしいと思います。
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