『ポケモン』ダンデ役の小野大輔 サトシとの最終決戦は「心も体もクライマックス状態」
テレビアニメ『ポケットモンスター』(テレビ東京系/毎週金曜18時55分)では、10月21日(金)の放送回から、ポケモンバトル最強を決める大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス」のマスターズトーナメントにて、ついにサトシとダンデによるファイナルが開幕! 長きに渡るトーナメントのファイナルにふさわしく、本バトルは4週連続で放送されることでも大いに話題を集めています。今回クランクイン!トレンドは、ダンデ役の小野大輔にインタビュー。小野が感じたダンデの“強さ”やファイナルの見どころについて聞きました。(取材・文=Nana Numoto/写真=松林満美)
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■ダンデは「強さが完成されている」
――最強王者であるダンデは、小野さんから見てどのような人物でしょうか?
バトルだけでなく精神的にも最強のチャンピオンです。ダンデは無敗のチャンピオンとい言えども、子供の頃やチャンピオンになる前には負けたこともあると思います。弱さを知っているからこそ、強くなれた部分も彼には見えるんですよ。あとは、ポケモンのことがとにかく好きだという思いも強い。何もかもが強い人です。
――初登場時から現在まで長くダンデを演じてきた中で、成長や変化を感じたことは?
全ての進化を遂げてきた男なのだと思います。強さが完成されているからこそ、みんなが憧れるカリスマでありチャンピオンなんです。唯一言えることは、サトシに出会ってより熱くなれたということです。
――サトシとの決勝戦を前に、これまでのバトルの中で、記憶に強く残っている一戦を教えてください。
前回のポケモンワールドチャンピオンシップスの決勝戦で戦った、カントー・ジョウトチャンピオンであるワタルとのバトルは、「やばいこれは1戦目からクライマックスだ!」と、ものすごく緊張したのを覚えています。あのときに思ったのは、勝てるかどうかはわからないけれど、それでも「勝つ」と挑む気持ちの大切さです。この気持ちはこの先も絶対に忘れてはいけないなと思いました。
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