リトグリ新メンバーが語る“覚悟とこれから” 「加入した意味があると思ってもらいたい」
■加入してから分かった先輩のすごさ
――さまざまな思いを抱いてオーディションに参加されたわけですが、実際に合格を言い渡されたときはどんな気持ちでしたか?
結海:合格発表のとき、私が最初に名前を呼ばれたんです。もちろんうれしかったのですが、自分の名前が呼ばれたということは、一緒に頑張ってきた誰かが落ちてしまうということでもあるので複雑な気持ちになりましたし、つらかったです。周りのレベルが高かったし、自分が選ばれてよかったのかなという気持ちもあって。
miyou:そんな気持ちを抱えてたんだ…。
結海:うん。でも、選んでもらったからには頑張ろうって。気持ちを切り替えました。
ミカ:私は名前を呼ばれた瞬間「いま、人生が変わった」と思いました。オーディションで苦楽を共にした仲間と離れる寂しさもありましたが、やっぱりうれしくて。夢のような瞬間でした。
結海:親友も喜んでた?
ミカ:うん。「幸せだ」って言ってくれてる。ミカはそのままでいいよって励ましてくれるし、いろんなアドバイスもくれるんだ。
miyou:いい友達だね。私は名前を呼ばれた瞬間、全身が宙に浮いたような感覚になりました。驚きすぎて、何を考えていたのか覚えていません。自分でも想像していなかった未来だったので、衝撃が走りました。あんなに人生が変わる瞬間はない。
結海
――リトグリ第二章がスタートしてから、先輩たちと歌う機会も増えたと思います。一緒に活動してみて改めて「先輩のここがすごい!」と思ったところを教えてください。
miyou:かれんちゃんは視野の広さがすごい。歌って踊りながらも周りをちゃんと見ているんです。アカペラを練習しているとき、かれんちゃんも歌っているのに「そこピッチ低いところあるよ、もうちょっと明るい音やな」って私にアドバイスしてくれて。彼女が積み上げてきた経験と努力による余裕、そしてこだわりを感じました。しかも、それを曲げない。かれんちゃんのなかにビジョンがしっかりあるんです。それに対するストイックさはもう異次元。いつも刺激を受けています!
結海:MAYUちゃんはハモリのプロです。いま第一章でMAYUちゃんがやっていたパートを私が引き継いで、MAYUちゃんが新しいパートを歌っているものがあるんですけど、練習のとき私が間違えて新しいパートを歌っちゃって…。そしたら「結海ちゃんはこっちだよ」って優しく教えてくれたんです。自分も新しいパートになって大変なはずなのに、すべてを把握しているんですよ。それに、MAYUちゃんの歌声は柔らかくてミルクのよう。臨機応変にボケたりツッコんだりできるのも尊敬します(笑)。
ミカ:アサヒちゃんはそこにいるだけで元気をもらえますし、存在が癒やし。ライブでも元気で、力強い歌声がすごく魅力的です。私、アサヒちゃんに一度相談をしたことがあるのですが、真剣に聞きながら「大丈夫だよ」って励ましてくれました。一言で言うと…すてきな女性です。
結海:それは間違いない(笑)。
miyou:まさかの締め方(笑)!
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