阿部顕嵐&阿久津仁愛、キスシーン撮影で急接近! 「物理的に近づくと心の距離も近づくんだなと」

インタビュー
2023年12月31日 10:00
阿部顕嵐&阿久津仁愛、キスシーン撮影で急接近! 「物理的に近づくと心の距離も近づくんだなと」
(左から)阿部顕嵐&阿久津仁愛  写真:上野留加 クランクイン! 

 阿部顕嵐と阿久津仁愛がW主演する恋愛ドラマシリーズ『BLドラマの主演になりました』(テレビ朝日、TELASA)。本作は、阿部演じる人気No.1イケメン俳優の赤藤優一郎と、阿久津演じる元売れっ子子役で実力はあるものの、今はパッとしない地味系俳優の青柳萌が、超人気BL漫画の実写化でW主演を務めることになるところからスタート。2人は役作りと宣伝のために同棲し始めるも、思いがすれ違う…といったピュアすぎる“同棲ラブコメディー”です。今回、クランクイン!トレンドでは、阿部と阿久津を直撃。撮影中のエピソードや、2023年の振り返りと新年の目標を語ってもらいました。(取材・文=於ありさ/写真:上野留加)


■親と見ても「気まずくならない(笑)」

――脚本を読んだ感想を教えてください。

阿部:BL作品に出演したことがなかったので、純粋にチャレンジしてみたいと思いました。脚本を読んで、素で笑っていました。「これは誰でも笑えると思うし、年も関係なく楽しめる作品だな」って感じます。

阿久津:すごくピュアな作品だなと。手にキスしただけで気絶しちゃう赤藤のシーンとか、赤藤と青柳の絡みがすごくステキで。コメディー要素が散りばめられているところも、すごく良いなと思いました。

阿部:原作を読んだ時、笑っちゃいました。タイトルとは、またちょっと違う印象を受けるくらい面白かったです。

阿久津:僕もです! ますますドラマの撮影が楽しみになりました。

『BLドラマの主演になりました』場面写真 (C)テレビ朝日
――たしかに、タイトルとのギャップはありそうですよね。

阿部:たぶんタイトルだけだと、男性はあまり見ないジャンルなのかなって思うんですけど、実際は誰でも楽しめる内容なので、ぜひいろんな人に見てもらいたいです。親と見ても気まずくならない作品だと思うので(笑)。

阿久津:BLジャンルに慣れていない方でも気にせず見れるぐらい、赤藤と青柳の会話や行動がすごくかわいらしくて爽やかなんです!

■距離が縮まったきっかけは“キスシーン”

――お互いの第一印象と、撮影を通して気づいた一面があれば教えてください。

阿部:仁愛くんは、初めて会った時はすごくシャイなのかなと思いました。全然目が合わなかったので。

阿久津:うそ!? 合わなかったですか?

阿部:うん。3秒以上は目が合わなかった。すごく目がキレイなんですけど、そのキレイな目を全然見せてくれないなっていうのが最初の印象でしたね。でも、撮影が進むにつれて、一度心を開いてくれたら朝から夜までフルスロットルで話しかけてくるから「シャイだったんだな」って。

阿久津:顕嵐くんは本読みの時に初めてお会いしたんですけど、その時は髪の毛がめっちゃくちゃ長くて。でも、撮影に入った時には茶髪で短くなっていたので、すごく爽やかな印象を持ちました。それから、読み合わせの時に僕が描いていたイメージとぴったり合ったので「これはいけるぞ」って確信しましたね。あとは、劇中劇『恋する俺とおさななじみ』の撮影で、初めてキスシーンを撮影して以降、特に距離が縮まった気がしています。物理的に近づくと心の距離も近づくんだなと思いました。

『BLドラマの主演になりました』場面写真 (C)テレビ朝日
――撮影中の思い出はありますか?

阿久津:やっぱり劇中劇の撮影が、本当に意味の分からない演出だらけで面白かったです。

阿部:“ザ定番”の「壁ドン」とか「顎クイ」を随所に散りばめているんですよ。面白すぎてNGを出しまくっちゃったシーンもありました。お互い笑っちゃって。

阿久津:実は、笑いをこらえてプルプル震えている映像にOKが出ました(笑)。

阿部:パッと見はそう見えないというか、笑っているのをこらえている姿が、グッと(距離が近づいたことに)堪えているように見えるんです。ぜひどこのシーンか注目していただきたい。

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於ありさ(ライター)

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