高橋文哉「このままじゃダメ」 怒涛の1年で変わった“役者としての考え方”

インタビュー
2020年12月25日 07:00

■2020年は、忘れられない1年

ーー8月には『仮面ライダーゼロワン』を完遂され、現在(取材時)は『先生を消す方程式。』にもご出演されています。大活躍の1年でしたが、改めて2020年はどんな1年でしたか?

 怒涛でしたね。早いし、大変でしたし…。今までの人生にはなかった全部の味を、この1年で経験しました。あっという間だな、と思うからこそ、今を大切にしなきゃと感じました。

ーー具体的にどのような部分が成長したと思いますか?

 いっぱいあります。クランクインした頃は、現場で何をしたらいいのかわからなかったし、お芝居も何が正解かわからず、監督に求められたものをひたすらやっていたんです。それが今は、自分のパターンを生み出すことが出来るようになりました。まだまだですけど、もっともっと経験を積んで成長したいなと思います。

ーー2020年の高橋文哉を漢字1文字で表すとしたら、どの漢字ですか?

 成長、成功の“成”です。これから役者人生を生きていくなかで、忘れられない1年になりました。もちろん成長させていただいたのもそうですし、今後に繋がるものをすごく吸収できました。一つ一つ大切にして成功に繋げていければいいなと思います。


ーー2021年はドラマ『夢中さ、きみに。』にもご出演されます。出演が決まったときはどのようなお気持ちでしたか?

 僕!? って思いました。人気のある漫画の原作でこんなに良い役をいいんですか? という感じでした。驚きが大きかったです。

ーー今までとはまた違う役柄かと思いますが、原作を読んだとき、どう感じましたか?

 二階堂という役は、読めば読むほど味が出るキャラクターだと感じました。

ーー撮影への意気込みをお願いします!

 漫画原作の作品をやらせていただくのが初めてなんです。原作ファンの方に、映像にしたらこんなふうに面白いんだ! と思っていただけるような作品をお届けできたらと思います。

ーー最後に来年の目標を教えてください!

 一人でも多くの人に、元気と感動を与えられる役者になることです! あとは、一人でも多くの人に名前を知ってもらいたいですね。

高橋文哉 写真集『架け橋』(ワニブックス)  撮影=田尾沙織
 しっかりと目を見つめ、真剣な表情で、時には茶目っ気たっぷりの笑顔を見せながら語ってくれた高橋。大活躍中でありながらも、地にしっかりと足を着けた発言と姿勢が印象的だった。“小さな目標”を着実に叶えながら、高橋がたどり着く未来が今からとても楽しみだ。

【『架け橋』概要】
発売日:12月26日(土)

【『夢中さ、きみに。』概要】
2021年1月7日(木)からMBS,tvkほかにて放送スタート

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