高橋文哉「このままじゃダメ」 怒涛の1年で変わった“役者としての考え方”
『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)では令和初の仮面ライダーを務め、最終話が放送されたドラマ『先生を消す方程式。』(テレビ朝日系)にも出演。さらに、2021年には、ドラマ特区『夢中さ、きみに。』(MBS)の出演が決定するなど、大活躍の俳優・高橋文哉の、自身初となる写真集『架け橋』(ワニブックス)が発売される。そこで今回、クランクイン!トレンドでは、写真集や仕事への思いを語ってもらうとともに「忘れられない」という1年を振り返ってもらった。(取材・文=山田果奈映/写真=高橋ゆり)
【写真】アンニュイな表情にキュンとする!高橋文哉
■「顔が違う」18歳から19歳までの日々
高橋文哉 写真集『架け橋』(ワニブックス) 撮影=田尾沙織
ーーファースト写真集の発売が決まったときは、どのようなお気持ちでしたか?
このお仕事をする際のひとつの目標でもあったので、素直にうれしかったです。“自分しかいない本”がこの世に出回るということが不思議な感覚でもあります。家族に届けられるのがうれしいです。
ーー制服姿やスノーボードをしている姿、ロングインタビューなど盛りだくさんですが、注目ポイントを教えてください。
高橋文哉 写真集『架け橋』(ワニブックス) 撮影=田尾沙織
大人っぽいカットから、制服やプールというさわやか系! みたいなカットまであるので、ギャップを感じられる1冊になっています。ただ写真が並んでいるだけではなく、物語のような流れにもなっているので、遊び心もあって面白いと思います。
ーーお気に入りカットを教えてください。
高橋文哉 写真集『架け橋』(ワニブックス) 撮影=田尾沙織
真っ黒な衣装を着て海辺に佇む…という、すごく大人っぽいカットです。なんだか異世界っぽい雰囲気でお気に入りです。「未来から降ってきた僕」みたいな気持ちで撮影しました。
ーー撮影はいかがでしたか?
高橋文哉 写真集『架け橋』(ワニブックス) 撮影=田尾沙織
プールにも温泉にも入りましたし、スノボやバーベキューもしましたし…本当になんでもやらせてもらって、最高の夏休みと冬休みをいただいた気分でした。全部楽しかったです。撮影先で食べた鰻も美味しかったなぁ~。また食べたいし、もうすでに次を作りたいですね。(スタッフに向かって)やります? 今度は19歳から20歳で!(笑)。
ーー2回にわけて撮影を行い、18歳から19歳の姿が収められているんですよね。2回の撮影で自分が感じた変化はありますか?
2月と7月に撮影したのですが、顔が変わったなと感じました。シンプルに見た目も変わりましたし、印象が違います。
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