白石聖、浮所飛貴は「壁をぶち壊してくれる人」 初共演の思い語る
■白石的『胸きみ』の推しポイントは？
――意外にも、白石さんが少女漫画のヒロインを演じるのは初めてですよね。これまでの作品経験が本作に役立ったなど、ありましたか？
以前、『PRINCE OF LEGEND』で演じた成瀬果音は、奏さま（片寄涼太）のことがすごく好きという役柄でした。そういう、ずっと相手を思い続けている、という気持ちの部分では、恋愛作品はすべて通じると思うんです。特につかさに関しては、表情で「好き」という気持ちをのせる部分で『プリレジェ』での経験がすごく生きました。あのときの経験が今につながっているかな、と思っています。果音に関しては、最初は表情もあまり豊かではないキャラクターだったんですけど。
――果音ちゃんはつっぱねている感じでしたもんね。
そうです、つっぱねている感じで、つかみどころのないようなキャラだったんですけど。人のことを思うのは、ステキなことだと恋愛作品に出させていただくたび、常に思っています。『胸が鳴るのは君のせい』でも、根本はそこが伝わったら嬉しいなと思っています。
――すごく伝わっていると思います！ 最後に、白石さんから本作ならではの推しポイントを一言、お願いします。
いわゆる胸キュンシーンは、すごく「キャー！」と見てもらえると思うんですけど、つかさからしたら不意打ちで訪れる場面なんです。有馬にとっては女友達に対する何気ない距離感から自然にしていることなんですが、胸キュンシーンの後につかさは、必ず切ない顔をします。そういったすれ違ってしまう部分も、ほかの恋愛作品とは少し違うポイントなので、ぜひ注目してください。
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