電力ひっ迫の夏を快適に眠るには? 「節電しながら熟睡できる3つのポイント」紹介
梅雨明け早々、猛暑の夏が到来。このような状況の中で、少しでも節電しながら快適な睡眠時間を確保したいという人も多いのではないでしょうか? オーダーメイド枕の店「まくらぼ」が提供する睡眠を計測できるスマホアプリ「睡眠ランキング」では、睡眠のスコア(平均値)が高い全国都道府県&個人ランキングTOP5を発表。質の良い睡眠を取れるコツとともにご紹介します。
【写真】寝苦しい梅雨時でも高スコア! 「睡眠ランキング」結果
■節電しながら熟睡できる3つのポイント
ここでは、節電しながら熱帯夜を乗り切るためのポイントをご紹介。全国的にも異例の早さで夏を迎えた今年、早い梅雨明けで電力需要が前倒しになるだけでなく、世界的なエネルギー情勢の影響により、日本は電力需給ひっ迫に直面する恐れがあります。少しでも節電しながら快適に眠るため、またエアコンの風が苦手という方にもおすすめの方法です。
まずは、窓を開けて、寝室にこもった熱を扇風機やサーキュレーターで追い出した上で、次の3つを試してみてください。
(1)冷却枕と扇風機を併用
冷却枕で頭や首元、脇の下、足の付け根など太い血管の通っているところを冷やすと火照った体の熱を逃がしやすくなり、寝付きがよくなるのだとか。さらに扇風機を併用することで、体感温度が下がって寝やすくなります。
(2)昔ながらの天然素材を使う
また高温多湿の日本には昔から、快適に寝るための知恵がたくさん。布団の上にも敷くことができる寝ゴザや、通気性のいい麻のシーツやパジャマなどを使用するのもよいでしょう。
(3)冷感グッズを活用する
さらにお風呂に入るときには、ハッカ油を数滴落とすとメントール効果で爽快感が増します。入浴後は扇風機を使用して、体感温度を下げる工夫も効果的。ほかにも、寝る前は冷感スプレーを使用することで、体を疑似的にクールダウンできます。
夏は気付かないうちに体に熱が溜まっていることも。水分補給を心掛け、睡眠の質の低下を感じときには、無理せずエアコンも活用することも大切です。節電しながら熟睡できる3つのポイントを参考に、夏の快適な睡眠を意識してみてはいかがでしょうか?
■「睡眠ランキング」を発表
ここからは、毎月行っている「睡眠ランキング」を発表。
本ランキングは、今年の6月1日(水)~6月30日(木)までの期間、日本在住のアプリユーザーの睡眠スコア+静寂スコア(1日当たり100点満点)の値を測定し、No.1を決めたものです。
都道府県ランキングで1位に選ばれたのは、3000満点中平均スコア2793.7を記録した長野県。続いて大阪府が平均スコア2793.0で2位に選出されました。
また個人ランキングでは、2930点を獲得した神奈川の男性が1位に、2892点で東京の男性が2位にランクイン。寝苦しい梅雨時の6月も、睡眠の質が高く過ごしていたことが判明しました。
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