若年層の“結婚・離婚に関する意識調査”発表 「結婚することが前提にある社会の空気に疑問」

ライフ
2022年10月27日 18:15
若年層の“結婚・離婚に関する意識調査”発表 「結婚することが前提にある社会の空気に疑問」
「あしたメディア by BIGLOBE」若年層の意識調査発表  ※写真はイメージです。

 「社会を前進させる情報発信」をコンセプトとするメディア「あしたメディア by BIGLOBE」は、10月26日に主に若年層を対象とした結婚・離婚に関する調査結果を発表した。


■若年層の6割「将来、結婚したい」

 今回「あしたメディア by BIGLOBE」が行った意識調査は、全国の18歳から69歳までの男女1000人(10代~20代 600人、30代以上 400人)を対象に、結婚・離婚に関する調査を、アンケート形式で実施したもの。

 調査によると、全国の18歳から29歳まで(若年層)の男女600人の内、未婚の男女529人に、「将来、結婚したいか」を質問したところ、「あてはまる」が29.5%、「ややあてはまる」が29.5%となり、若年層の6割が「将来、結婚したい」という結果となった。

結婚することが前提にある社会の空気に疑問がある(対象:全国の18歳から69歳までの男女1000 人)
 さらに、全国の18歳から69歳までの男女1000人に「結婚することが前提にある社会の空気に疑問がある」かどうか質問したところ、「あてはまる」、「ややあてはまる」をあわせ若年層の6割強が「結婚することが前提にある社会の空気に疑問がある」と思っていることが明らかに。年代別では、10代~30代は「あてはまる」、「ややあてはまる」をあわせ6割強となったが、50代~60代は「あまりあてはまらない」、「あてはまらない」と回答した人の方が多い結果となった。

 また、「結婚を継続する自信がない」かどうか質問したところ、10代は「あてはまる」が24.0%、「ややあてはまる」が32.0%、20代は「あてはまる」が23.8%、「ややあてはまる」が30.2%という結果に。「あてはまる」、「ややあてはまる」をあわせ「結婚を継続する自信がない」という人は10代~30代で5割を超えた。

■「同性婚は認められるべき」10代の75%

同性婚は認められるべきか(対象:全国の18歳から69歳までの男女1000 人)
 次に、「同性婚は認められるべきか」を質問すると、10代は「あてはまる」47.0%、「ややあてはまる」28.0%をあわせ75%と、年代別で最も多い結果に。また、10代~50代で「あてはまる」、「ややあてはまる」と回答した人が半数を超える結果となった。

 さらに、「選択的夫婦別姓をどう思うか」を質問したところ、10代は「賛成」が49.0%、「やや賛成」が29.0%、20代は「賛成」が34.6%、「やや賛成」が41.6%という結果に。「賛成」、「やや賛成」と回答した人は10代、20代では約8割にのぼった。年代が上がるにつれ「賛成」、「やや賛成」と回答した割合が減り、60代で7割弱となった。

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