若年層の“結婚・離婚に関する意識調査”発表　「結婚することが前提にある社会の空気に疑問」

ライフ

2022年10月27日 18:15

■「離婚をしてもいいと思う」10代～30代は5割超

離婚をしてもいいと思うか（対象：全国の18歳から69歳までの男女1000 人）
　全国の18歳から69歳までの男女1000人に「離婚をしてもいいと思う」かどうかを質問したところ10代は「あてはまる」が27．0％、「ややあてはまる」が29．0％、20代は「あてはまる」が20．6％、「ややあてはまる」が39．2％という結果に。「あてはまる」、「ややあてはまる」をあわせ「離婚をしてもいいと思う」という人は10代～30代は5割を超え、離婚に対する抵抗感が若年層は相対的に低いことが浮き彫りとなった。

どのような理由なら離婚をすると思うか（対象：全国の18歳から69歳までの男女1000 人）
　さらに、18歳から29歳まで（若年層）の男女600人に「どのような理由なら離婚をすると思うか（複数回答）」を質問すると、男女で差がみられ、「暴力をふるう」、「浮気」、「モラハラ」、「金銭感覚が合わない」、「家族・親族と折り合いが悪い」といった項目で、女性の方が不安の割合が高く、男性と大きな差がみられた。

　また、「離婚に関して不安だと思うこと（複数回答）」を質問すると、女性は「離婚後の生活費」が52．0％、「子どもの養育」が50．0％と半数を超える結果に。さらに「苗字を戻すなどの手続き」、「キャリアの再構築」などの項目でも女性の方が不安の割合が高く、男性と大きな差がみられた。一方、「不安に思うことはない」については、女性が17．0％に対し、男性は31．3％だった。

【「『あしたメディア by BIGLOBE』若年層の意識調査」概要】
調査方法：インターネット調査
調査期間： 2022年9月8日（木）～9月9日（金）
調査対象：全国の18歳から69歳までの男女1000人　※10代（18歳、19歳）100人、20代 500人、30代 100人、40代 100人、50代 100人、60代 100人