小・中・高校生を持つ親の「eスポーツ」認知度は100% “スポーツ”か“ゲーム”か「親世代に聞くeスポーツ意識調査」
子どものなりたい職業ランキングでも「eスポーツ選手」がランクインするなど、近年注目を集める「eスポーツ」。アサヒ炭酸ラボでは、炭酸水がeスポーツにもたらす効果とともに、親世代が子どもに人気のeスポーツについてどのように考えているかを調査。今回は、その調査結果を紹介していきたい。
【グラフ】親世代は「eスポーツ」を“スポーツ”と認知している? <アサヒ炭酸ラボ 調査結果>
■親世代の「eスポーツ」認知は100%
今回アサヒ炭酸ラボが行った「親世代に聞く、いまどきのeスポーツ意識調査」は、全国の小・中・高校生の子どもと同居する30代から50代までの500名(父母各250名)を対象に、eスポーツについてインターネット調査を行ったもの。
まず、親世代に「eスポーツを知っていますか?」と聞くと、「知らない」と答えた人は0人で、全員が少なくともeスポーツを知っているという結果が明らかになった。しかし、知っている人の中で「内容までよく知っている」と答えた親は2割弱に留まった。
あなたは「eスポーツ」をスポーツだと思いますか、ゲームだと思いますか?
次に、「あなたは『eスポーツ』をスポーツだと思いますか、ゲームだと思いますか?」という質問では、81.2%もの親が「ゲームだと思う」と回答。しかし、その結果を世代別に見ると、30代の親は「スポーツだと思う」が37.8%という結果になり、他の世代に比べスポーツだと考えている人が多いことがわかった。
さらに、「eスポーツに対する印象・イメージ」を聞くと、「体を動かすことがメインでないため、スポーツとはいえないと思う」、「ゲームは遊びでありスポーツとはいえないと思う」などスポーツとはいえないという声がある中、「新時代のスポーツだと思う」、「ゲームを通じた国際交流だと思う」など、eスポーツについての将来に可能性を感じているというような意見もあがった。
また、自分の子どもがeスポーツをやることに対して、約半数の親が「反対」と回答。食事時間、睡眠時間の不足など健康面を心配しているとの意見が多くあがっており、eスポーツの“スポーツ”としての理解されづらさに加えて、健康によくないというイメージから積極的ではない親が多いようだ。
eスポーツは認知率が高いものの内容の理解はまだあまりされておらず、親世代の理解を醸成する過渡期であるということが明らかになった。
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