父の日は影が薄い? 「お祝いを忘れたことがある」が過半数以上【父の日のお祝いに関する調査】
■父の日よりも母の日を盛大に祝う傾向
父の日と母の日はどちらが祝われている?
そして、家庭内で父の日を祝う習慣について調査したところ、「父の日を祝う習慣がある」人は82.1%、「母の日を祝う習慣がある」人は87.1%という結果に。少しの差だが、父の日よりもキャンペーンが活発な印象があるからか、母の日を祝う人の方がやや多いようだ。
さらに、「父の日と母の日で祝い方が違うのか」確認したところ、「どちらも同じように祝う」が79%で、父親も母親も平等にお祝いをしている人が多いことがわかった。祝い方に違いがある人の結果を見てみると、「母の日の方が盛大に祝うことが多い」は20.2%に対し、「父の日の方が盛大に祝うことが多い」は0.8%という大きな差が出た。
続けて母の日と父の日の祝い方が違うと答えた人に「具体的にどんな祝い方の違いがあるのか」自由回答で質問したところ、「父親とは男同士で照れくさい気持ちもあり、さっとプレゼントを渡すだけで済ませる」、「わざわざ祝う気持ちが持てない」などの声が集まり、父親が感謝の気持ちを表さないことなどから、母親の方が盛大に祝う人が多いことがわかった。
■父の日の予算は3000~5000円未満
母の日と父の日の予算は3000~5000円程度が多い
父の日と母の日のお祝いの予算については、「3000~5000円未満」が1番多く、「1000~3000円未満」が続いた。1000~3000円未満の予算でプレゼントを贈る人は、父の日は26.0%、母の日は19.1%となり、父の日よりも母の日の方が予算が少し低い傾向にあるようだ。
また、父の日を祝われたことがある父親に対し「父の日の扱いについてどう思っているか」聞いたところ「現状のままでいい」が83.5%、「もう少し祝ってほしい」が12.7%となり、現状のままで満足している父親が多いことがわかった。
さらに、父親に理想の父の日の過ごし方を聞いてみると「家族と一緒に贅沢な食事を楽しみたい」、「自分の時間を一人で過ごしたいので、放っておいてもらうのが理想」など、それぞれ違った過ごし方を望んでいるようだ。
最後に、父の日の苦いエピソードを聞くと、「父の日に近所の公園に行っていたら、激しく転倒してお気に入りのTシャツが破れ、肘などに怪我をした」、「家族に早く帰ると連絡していたのに、取引先とのトラブルで残業になった」などの出来事が挙げられた。
【「父の日のお祝いに関する調査」概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:4月19日(水)~4月25日(火)
調査対象:男女844人