イオン、有料レジ袋をプラスチックから紙に変更へ 衣料・日用品・暮らしの品売場で順次
全国の総合スーパー「イオン」「イオンスタイル」は、10月5日(木)から順次、衣料、日用品・暮らしの品売場で提供している有料プラスチック製レジ袋を、紙製レジ袋に切り替えることを発表した。
【写真】「イオン」紙の有料レジ袋の価格一覧
■10.5から順次
今回「イオン」「イオンスタイル」は、使い捨てプラスチックの使用をさらに削減し、これまで以上にレジ袋辞退率のさらなる向上を目指すため、衣料、日用品・暮らしの品売場で提供している有料のレジ袋を、プラスチック製の手提げ袋から、環境に配慮したFSC認証紙や植物性インキを使用した紙バッグに変更することを発表。
これまでプラスチック製のレジ袋はS・Mを1枚3円、L・LL・3Lを5円で販売していたが、紙バッグに変更後は小を20円、中・大・特大は30円で販売するという。
本取り組みにより年間で約6600万枚のレジ袋(使い捨てプラスチック約450t相当)を削減できる見込みだという。なお収益金(レジ袋の販売価格から原価を差し引いた金額)が発生した場合は、これまでと同様に各地域の自治体等に寄付し、環境保全活動に役立てるそうだ。
なお、紙製レジ袋での対応が難しい大型商品などは、有料プラスチック製レジ袋で個別対応する場合があるという。