逆に疲れる“ストレス解消疲れ”約6割が経験あり! プロが教える予防方法とは

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2021年8月9日 20:00
逆に疲れる“ストレス解消疲れ”約6割が経験あり! プロが教える予防方法とは
約6割の人が“ストレス解消疲れ”の経験あり! ※画像はイメージ

 ストレス解消を目的に行動したはずなのに、そのせいで新たな疲労感やストレスを感じたことはありませんか? パナソニックが行った調査によると、なんと約6割が“ストレス解消疲れ”を経験したことがあるそう。今回は、そんな“ストレス解消疲れ”の原因と対策、予防策をご紹介します。


■体を使ってないのに疲れる場合も

 パナソニックは、30代から50代男女500人に、ストレス解消とそのストレス解消を行った後に生じる疲労感に関する調査を実施。ストレス解消を目的に実践した行動のあとで、新たな疲労感・ストレスを感じることを“ストレス解消疲れ”と定義してアンケートを行ったところ、身体的ストレス・精神的ストレスともに、55%と約6割が“ストレス解消疲れ”の経験があることがわかりました。

“ストレス解消疲れ”の内容は?
 その疲れの中には、「ストレス発散に動画を観ているが、肩コリや目の疲れを感じて身体的なストレスが増える」といった、体を使う解消法でないのに結果的に体の疲労につながっているものも多数。また、「運動不足で体のだるさを感じて筋トレや水泳を始めたが、次の日も疲れが残る」など、体を使った解消法の影響によって、かえって疲れてしまっている様子が伺えるコメントもあったといいます。

■“ストレス解消疲れ”の要因は?

 それでは、この悪循環とも言える“ストレス解消疲れ”は、どう対処すればいいのでしょうか? 体の疲労の予防やセルフケア方法などに詳しいパーソナルトレーナーの佐々木純氏が、“ストレス解消疲れ”原因と対策について語っています。

 まず、ストレスを発散させるための行動は、下記の通り、大きく分けて3つあるといいます。

(1)趣味や買い物など「好きなことに没頭型」
(2)大声で歌う、友人とのおしゃべりを楽しむなどの「感情アウトプット型」
(3)お出かけや運動などの「体を動かす型」

普段のストレスの解消法は?
 その中でも“ストレス解消疲れ”が起こりやすいのは、「好きなことに没頭型」と「体を動かす型」と考えられるそう。「主に3つ目の『体を動かす型』で過度な負担を体にかけてしまったり、1つ目の『好きなことに没頭型』で結果として体の疲労が蓄積したりした結果と言えるでしょう」と佐々木氏は語ります。

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