本格的な暖房シーズン前に! 電気代を抑えるための“エアコンお手入れ方法”を紹介

ライフ
2021年10月22日 17:00

■掃除&メンテナンスのポイントと注意点は?

 エアコンの室内機内部に、空気中のホコリが入らないようにするフィルター。1年間掃除しないと電気代が約25%も高くなるという実験結果もあります。エアコンの使用時間が長くなったこの夏の「夏じまい」として、しっかり掃除をしましょう。

ステップ1:フィルターのお手入れ

掃除機でホコリを吸引。汚れがひどいときは液体中性洗剤で洗う
 エアコンを長時間使った分だけフィルターにはホコリが堆積し、そのままにしておくと、風の通りが悪くなり、消費電力の増加につながります。また、フィルターのホコリを放置することで、ホコリがフィルターの内側に入りやすくなり、熱交換器の汚れや嫌なニオイが発生する原因にもなります。

 基本的に掃除機でフィルターについたホコリを吸い取ることできれいにできますが、汚れがひどいときは、台所用中性洗剤で洗いましょう。水洗い後は、軽く水切りして、日陰でよく乾かします。

 なお、フィルターの自動お掃除機能が搭載されたエアコンは、ダストボックスのお手入れを忘れずに行いましょう。

ステップ2:フィルターの奥にある熱交換器を確認

フィルターの奥にある“熱交換器”の汚れチェック
 フィルターの奥にある熱交換器は、空気を冷やしたり温めたりするための重要な部品で、冷房運転時には冷たくなって結露水が発生します。アルミの薄い板がたくさん並んでいる形状をしており、そこに汚れが付着していると、カビの発生や嫌なニオイの原因になる場合があります。

 なお、熱交換器のアルミ板はデリケートで、自分で掃除しようとすると変形してエアコンの能力低下につながることもあります。洗浄する場合は専門業者に相談しましょう。

ステップ3:室外機の背面もチェック

室外機の背面の汚れや異物が落ちてないかの確認も忘れずに
 普段は存在を忘れられがちな室外機ですが、室外機の周辺や裏側まで見てみましょう。夏じまいの時季は、台風などによる飛来物が室外機の裏側に入り込んでいることがあります。飛んできたゴミや洗濯物が挟まっていると、室外機への風の通りが妨げられてエアコンの能力が低下し、余計な電気代がかかることがあります。

次ページ:エアコン機能を賢く使ってニオイ対策!

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