JO1、初ツアーを涙の完走! 「何もなかった」時間を越え、確かな絆と実力を証明<有明アリーナ公演レポ>

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2022年10月24日 17:00
JO1、初ツアーを涙の完走! 「何もなかった」時間を越え、確かな絆と実力を証明<有明アリーナ公演レポ>
JO1 (C)LAPONE ENTERTAINMENT

 グローバルボーイズグループのJO1が、10月23日(日)に、東京・有明アリーナで「2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’」のツアーファイナルとなる追加公演を開催。9月3日(土)の名古屋公演を皮切りに、全13公演を駆け抜けた本ツアーは、JO1にとって初の全国ツアーであり、彼らのファンであるJAMに直接会える特別な機会に。そんな本ツアーの集大成となるこの日の公演は、JO1の成長と、JAMそしてメンバー同士の絆の深さを感じられるライブだった。(文=西門香央里)


■4曲ノンストップ! JO1らしい開幕に大興奮

 会場スクリーンに11人のシルエットが映し出されると、バンドの生演奏が鳴り響く中、JO1が登場。大平祥生の「This is JO1!」という気合を感じるあおりから、「Move The Soul」で公演がスタートすると、「Born To Be Wild」「Algorithm」「YOLO‐konde」と、オープニングから息つく暇なく怒涛(どとう)のパフォーマンスが繰り広げられる。

 その後のMCでは、佐藤景瑚が茶目っ気たっぷりに「JAM、昨日僕の夢に出てきましたか?」、東京出身の白岩瑠姫が「ただいま東京~!」、関西出身の河野純喜がなぜか怒り気味&標準語で「お前らさあ! 今日、オーラスだって言ってんじゃねえかよ! 盛り上げられるのかい?」、豆原一成が『仮面ライダー フォーゼ』風に「オーラスキター!」など、メンバーそれぞれが個性を感じるあいさつで盛り上げた。

■スキルの高さを見せたユニットステージ

 それから、「Shine A Light」「僕らの季節」後のユニットステージでは、川尻蓮、鶴房汐恩、與那城奨がバラードナンバー「Running」を初披露。続いて大平、川西拓実、木全翔也、河野が爽やかな「Get Inside Me」、金城碧海、佐藤、白岩、豆原がゴリゴリのヒップホップ「KungChiKiTa」をパフォーマンスし、どのメンバーで組んでも、安定したステージを見せられる、それぞれのスキルの高さと信頼を感じさせた。

JO1 (C)LAPONE ENTERTAINMENT
 そして「次からは絆を振り返る時間」という川西の言葉とともに披露されたのは「Be With You(足跡)」。11人の重なり合うハーモニーが美しいこの曲は、“君”と一緒に歩んできた道のりを歌っており、歌詞の中の“君”はJAMであり、JO1のメンバーのようにも聞こえる。

 続けて「ZERO」、初披露の「流星雨」を感情を込めて歌い上げたJO1。ダンス曲の印象が強い彼らだが、各メンバーの歌声の美しさも素晴らしく、オールラウンダーなグループだと再確認させられた。

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