体験型ミュージアム「ふねしる」&関西万博「未来の都市」商船三井ブースに潜入! 世界初の操船シュミレータなど体験アトラクションが充実<取材レポ>

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2025年7月29日 11:30

■関西万博「未来の都市」パビリオンに出展中

 「ふねしる」を楽しんだあとは、バスで結ばれている「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」へ移動。商船三井は、未来ショーケース事業「未来の都市」の協賛企業としてブースを出展している。

大阪・関西万博「未来の都市」パビリオン 商船三井ブース
 「未来の都市」は、Society 5.0が目指す未来の都市を体験できるパビリオン。「交通・モビリティ」ゾーンで展示されている商船三井ブースのコンセプトは「WIND VISION」となっており、究極の自然エネルギーである“風”を最新の技術で捉えて活用する、未来社会における船の可能性を提示している。

 ブースでは、全長約4m・高さ約3mの次世代船「ウインドハンター」模型を展示中。来場者がうちわで風を送ると、模型の帆が拡縮、回転するだけでなく、送られた風量によってエンディングが変化。模型と映像を連動させたゲーム感覚で遊びながら学べるアトラクションで、船が生み出すムーブメント=風を体感できる。

大阪・関西万博「未来の都市」パビリオン 商船三井ブース「ウインドハンター」の体験型アトラクションの様子
 担当者が「難しいことは考えず、体験ブースとして気軽に楽しんでほしい」とコメントしている通り、ブースでは大人から子どもまで多くの来場者が、力を合わせてうちわで風を起こして体験を楽しむ様子が見られた。

 さらに、取材を行った7月18日には、来場者数77万7777人に到達し、商船三井のノベルティグッズがプレゼントされる場面も。「ウインドハンター」の体験型アトラクションの参加者はもうすぐ5万人に到達するそうで、担当者は「大阪・関西万博が終了するまでに10万人に体験してもらいたい」と目標を語った。

 そのほか、水素を生産する「ウインドハンター」と、川崎重工業株式会社が展示する水素を燃料とする次世代モビリティが登場する「未来の水素サプライチェーン」をテーマとしたコラボ映像も投影。両者の展示モビリティを中心として描くダイナミックな社会を、両者のスクリーンを合わせた長さ17mの迫力ある画面で体感できる。

 ちなみに「ウインドハンター」の模型は、大阪・関西万博終了後に「ふねしる」に展示される予定だ。

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