&TEAM、デビューから3年で『紅白』初出場 バラエティ番組の活躍が知名度を高めるきっかけに
■紅白で披露する「FIREWORK」の注目ポイント
ここまでは&TEAMの素顔に近い部分を紹介したが、やはり彼らの楽曲、そして高いパフォーマンス能力についても語りたい。
オリコン週間シングルランキングで1位を獲得した「Go in Blind(月狼)」は、力強いバンドサウンドからスタートし、サビではメインボーカルの声やコーラスが美しく響く楽曲。この曲で、彼らはグループとして初めて『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演した。また、驚くべき記録を更新したのは、今年10月の韓国デビューでのこと。韓国1stミニアルバム『Back to Life』が発売初日に総出荷数110万枚を突破したのだ。タイトル曲である「Back to Life」はポジティブなエネルギーが秘められたロックナンバーで、9人という大所帯ならではの美しい群舞も圧巻な1曲だ。
ちなみに、2025年には初のアジアツアー『2025 &TEAM CONCERT TOUR ’AWAKEN THE BLOODLINE’』を開催。愛知、東京、兵庫、福岡の国内4都市と、ジャカルタ、ソウル、台北、バンコク、香港を加えたアジア9都市のファンを熱狂させ、10月にはさいたまスーパーアリーナ (スタジアムモード)にて、アンコール公演も成功させた。さらに、向井理が主演を務めた『パリピ孔明 THE MOVIE』で9人全員が映画初出演もかなえ、先述したバラエティ番組だけでなく、確実に仕事の幅、活躍の範囲を広げ、ステップアップした1年になった。
そんな彼らが『第76回NHK紅白歌合戦』で披露するのは「FIREWORK」。力強いダンス、そしてライブでのLUNE(ルネ=ファンネーム)の掛け声が印象的な楽曲である。また、その一方で切ない夏の恋を歌った歌詞も魅力なうえに、サビでの9人のジャンプなどといった一糸乱れぬダンスで、会場そして視聴者を魅了するのではないか、と今から楽しみだ。
デビューから3年、日韓でそれぞれミリオン出荷を達成するという日本アーティスト史上初の快挙を成し遂げ、さらには韓国音楽番組で3冠を達成するなど言葉通り勢いの止まらない彼ら。今夜の『第76回NHK紅白歌合戦』ではいったいどんなパフォーマンスで存在感を示してくれるのか、そしてその勢いのまま2026年はいったいどんな活躍を見せてくれるのか期待したい。



















