『スター・ウォーズ』展を徹底解剖! 行ってわかった“楽しむポイント”を紹介
■目玉のインタラクティブ体験には、深いメッセージも!
そんな貴重な品が一堂に会しているだけでなく、強いメッセージ性も込められているのが本展覧会。
「起源」では幼きアナキンがゲストを迎えます
「STAR WARS Identities」というだけあり、“人間たらしめるものは何か?”を、「起源」「影響」「選択」の3つの角度から掘り下げていきます。われわれがどこから来て、何に影響されて人格を形成し、どのような選択をして成長するのか…『スター・ウォーズ』の物語を通して、己を見つめる機会も与えられるのです。
左の六角形に、リストバンドをかざします
そこで用いられるのが、目玉の1つである、インタラクティブ体験。入り口で配布されるブレスレットを、会場内にある10ヵ所のインタラクティブ・スペースにかざし、1人1人の価値観を反映させたオリジナルキャラクターを作っていきます。
インタラクティブ体験「あなたはどんな種類の生物?」
しかし、ファンにとっては困ったことに、初めから究極の選択を強いられます。「種族選択」です。下記の、15種類の種族から、自分のヒーローの種族を選ぶことになります。
ノートラン/ウーキー/モン・カラマリ/ザブラク/トランドーシャン/イウォーク/ケル・ドア/人間/トワイレック/ローディアン/グンガン/ニモーディアン/カミーノアン/ビス/トグルータ
どうしましょう。ダース・モールのザブラクもかっこいいし、ジャー・ジャー・ビンクスのグンガンも面白い…、もちろん人間も捨てがたい。膨大な展示が待ち受ける前に、一歩も進めなくなりました。
この後には、肌の色や、趣味、職業、身につけたい能力など、様々な質問が待ち受けます。そのうちの1つに、こんな興味深い質問もありました。
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