劇団EXILE、初の全メンバー出演舞台が来年1月に開幕「やっと夢が叶った」
目覚ましい活躍をみせる劇団EXILE。2020年は6年に一度の祭典「LDH PERFECT YEAR」を控えている。この祭典を盛り上げるべく、1月に劇団EXILE総出演の舞台『勇者のために鐘は鳴る』を公演予定。全メンバーが出演する舞台作品は劇団EXILEにとって初の試みとなる。また、同舞台ではメンバー達が初の原案プロデュースも行う。舞台が決定したときの気持ちや舞台にかける情熱を青柳翔、鈴木伸之、町田啓太、佐藤寛太が語った。
【写真】男前オーラがハンパない!<劇団EXILEのインタビューフォト>
■結成して10年、念願の「全メンバー出演舞台」が実現
舞台では、ゲームの世界に入ってしまった9人の男たちが、勇者になってモンスターを倒しながらゴールを目指し、冒険の中で大切な事に気づいていく様子が描かれる。
――初の全メンバー出演、初の原案プロデュースのお話を聞いたときの気持ちはいかがでしたか?
青柳:初めて9人でできるのですごく楽しみでもありましたし、9人集まったらどうなるんだろう?というワクワク感もありました。舞台に立つのがすごく楽しみです。
佐藤:やっと9人そろって舞台に立てる!と思いました。
鈴木:結成して10年くらい経つのですが、初めて9人でやらせてもらうので、本当にひとつ夢が叶ったというか。ひとつの板の上に立つのが初めてなので未知数ですが、これから劇団EXILEというジャンルをもっと、観に来てくださる皆さんに確立してお届けできるようにしたいです。
町田:もともとHIROさんからご提案いただいたんです。「LDH PERFECT YEAR」の序盤で僕たちに舞台を任せていただけたので、盛り上げられるようにがんばりたいです。
――このアイデアになった背景を教えていただけますか?
青柳:各メンバーの個性を発揮できることを重点において、お互いに意見を出し合い、いろんな人に相談した結果、ゲームをモチーフにしたアイデアになりました。 ストーリーや役どころについてはまだ変化していくと思います。
――脚本については週1、2回は全員で意見交換をされていると聞いています。各メンバーがこれまで培ってきた感性や経験がよくわかる場面だと思いますが、何か発見はありましたか?
佐藤:SWAYさんは“創作”に慣れていてすごいなと思っています。普段、アーティスト活動もされているからなのか「こんな仕掛けあったらカッコイイね」とか「こんなグッズあったら面白いね」とか、お客さんの目線に立った意見がポンポン出てくる。僕は俳優として作品に出演することしかやってこなかったので刺激を受けています。
鈴木:分け隔てなく、ずっと意見が飛び合ってます。すごくにぎやかな、時に爆笑が起きたり、時に真面目な話をしたり、という感じなんですけど。僕は八木さん(メンバーの八木将康)の存在が“鍵”になると思っています。あれだけインパクトのある顔とキャラクターを持っている人は、27年間未だに見たことがないですね。今回、彼にはすごく期待しています。笑えるポイントをたくさん作っていけたらなと思います。
――お見送りではハイタッチが行われると聞いています。ハイタッチはみなさんの考案ですか?
鈴木:そうですね。なかなかファンの皆さんにお会いできることもないですし、来てくれた人と最後にハイタッチしたら、 それもひとつの思い出になるかなって。なかなかそういう距離で会えることがないので、みんなで提案しましたね。
次ページ:メンバーの個性が垣間見える開演前