川津明日香、「メンタルの強さは負けない」 新『仮面ライダー』ヒロインの素顔に迫る
令和仮面ライダー第2作『仮面ライダーセイバー』(テレビ朝日系/毎週日曜 午前9時)で、ヒロインの座を勝ち取った川津明日香。ファッション誌「Seventeen」の専属モデルとして人気を博した川津は、今年の2月で20歳という節目を迎えます。今後は女優として邁進していきたいという川津に、初の大役に選ばれた時の心境や、今後目指す女優像について話を聞きました。(取材・文=山崎伸子/写真=松林満美)
【写真】笑顔とクールな表情のギャップも魅力的! 川津明日香インタビューフォト
■気合十分! 20歳のオーディション
――『仮面ライダーセイバー』のヒロイン・須藤芽依役は、川津さんにとって初めての大役となりました。オーディションでの手応えはあったのですか?
20歳を迎えてのオーディションということで、自分としてはすべてを懸けて挑みました。これまでも、スーパー戦隊や仮面ライダーのオーディションを何度も受けてきましたが、最終で落ちることも多くて…。今回は気持ちを切り替え、やる気を前面に出して挑んだら、受かりました。後からプロデューサーの方に聞いたら「今までとは違っていた」と言ってもらえたので、頑張ってよかったなと思いました。
――決まってから、周りの反応はいかがでしたか?
記者会見を開くまでは、家族にも言わないでほしいと言われていたので、内容は話さずに、ただ、この時間にテレビを観てほしいとだけ伝えていました。だから発表された時は、家族もびっくりしたみたいで、家族のグループLINEが、私のスクショだらけになっていました(笑)。
お父さんは、いつも会社の自分の部屋に、私が出た雑誌や作品のポスターを全部飾ってくれていて、『仮面ライダーセイバー』のポスターも欲しいと言ってくれたので、きっと貼ってくれるんだろうなと…。ここまで大きい役をいただいたことがなかったので、本当にうれしかったです!
――実際に現場に入ってみていかがですか?
今までは、ドラマに出演しても1話だけということが多かったのでスタッフさんと関わることも少なかったのですが、今回は監督との距離が近いので、自分から話しかけに行っています。もちろん、わからないことがあったらすべて聞いています!
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