2021年注目の”韓国若手俳優”をご紹介! 元子役からモデル出身まで実力派が勢揃い

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2021年2月21日 19:00

■瞳の奥で全てを語る“眼光職人”チャン・ギヨン

『ここに来て抱きしめて』“眼”の演技で魅せるチャン・ギヨン (C)2018MBC
 次に紹介したいのが『ゴー・バック夫婦』、『マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~』で脇役ながら強烈な印象を残し、韓流の新貴公子として注目の的となったチャン・ギヨン。数いる若手俳優の中でも異彩を放ち、次世代を担う演技派とうたわれるその背景には、作品ごとに180度変わる桁違いな表現力があります。

『ここに来て抱きしめて』発売元:TIMO Japan、エスピーオー 販売元:エスピーオー DVD-BOX 1・2(各1万5000円)/<シンプルBOX 5,000円シリーズ>DVD-BOX 1・2(各5000円) (C)2018MBC
 初主演を務めた『ここに来て抱きしめて』では、連続殺人犯の息子として葛藤を抱えながら孤独な人生を生きる青年を熱演。加害者の息子として心を固く閉ざしながらも、ヒロインの前では、澄んだ瞳で切なさやもろさを訴えかけ、多くの視聴者を魅了しました。表情だけではなく瞳の奥で全てを語る「眼」の演技は、“眼光職人”などと表現され、高い評価を受けています。そしてギヨンは、本作で韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれる「第55回 百想芸術大賞」の新人演技賞を受賞しました。

チャン・ギヨン(右) 『ここに来て抱きしめて』 より(C)2018MBC
 演技派として頭角を現すと、『恋愛ワードを入力してください ~Search WWW~』では、イメージをガラリと変え、10歳年上のキャリアウーマンへまっすぐに想いを伝えるストレートな年下男子役を好演。チョン・ヘイン、パク・ボゴムに次ぐ年下男子ブームを巻き起こし、人気を不動のものにしました。

 2021年は、近年大ヒットを生み出してきた、NAVERのウェブ漫画『九尾の狐とキケンな同居』の実写ドラマ『肝を潰す同居(原題)』に出演予定。2017年に連載を始めて以来、評点9.97点を記録した人気ウェブ漫画が原作なだけに、本国でも注目度が高く、彼がどのような演技を見せてくれるのかに期待が高まっています。

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Nana(ライター)

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