USJ「マリオカート」正直レポ! 乗り物酔いは?予習必要?色んな疑問を徹底調査
■ヘッドセットを着けてレースに挑む!
本アトラクションでわたしたちゲストは、マリオたちと一緒に、クッパ率いる敵たちを“こうら”で撃退しながら、ゴールを目指します。そこで必要になるのが、ヘッドセット。本パークの「XRライド」で使用されている、360度映像で囲まれるVRゴーグルとは異なり、現実世界にキャラクターたちを映し出すARゴーグルを用いてレースに挑みます。乗り物酔いしやすい人にとって、非常に大事な“進行方向の確認”ができるので、1つハードルが下がるはずです。
ヘッドセット 画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
レース中、チームクッパに勝つために必要なのがコイン。まず、カーブを曲がる際に出る矢印に従ってハンドルを切ることでコインが獲得できます。さらに、おなじみのハテナブロックに当たると、“こうら”をゲットすることが可能。その“こうら”を敵に当ててもコインが貰えます。
しかし、この“こうら”を当てるのが意外と難しい…! こうらを投げる方向は、視線と連動しており、敵の方向を見ることで、定められるのですが、動き回る敵を追いかけるのに必死で、はじめのうちは手間取ります。わたしは大丈夫でしたが、このキャラクターを視線で追うことで、酔いを感じてしまう方がいるかもしれないので、映像酔いなどが心配な方は、酔い止めを飲むなどの対策をオススメします。あと、ヘッドセットが重さと遠心力でずれるときがあるので、少しきつめに調節するといいでしょう。
■初心者でも大丈夫!
勘の良い方はもうお分かりかと思いますが、実はプレイヤーたち同士が、アイテムを使って速さを競うゲーム版とは、少々ルールが異なり、いかに“こうら”を正確にぶつけられるかが、本レースの肝となっています。
Switch版、アーケード版といろいろ予習して挑みましたが、そこで得たテクニックはあまり重要ではありませんでした。つまり、過去作のゲームをやったことがない人も、苦手だった人も、平等にアトラクションを楽しむことができます。ここで、意外な才能が開花するかもしれません!
■カートは平面を走行
「マリオカート ~クッパの挑戦状~」乗り場 画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
ちなみに、カートは絶叫マシンのようなレールを走るのではなく、基本的に床を走っていきます。レールに沿って進むゴーカートのイメージに近いです。急上昇急降下はないので、小さな子どもでも、恐怖心を感じることは少なさそう。身長制限は122cm以上、同伴の場合は107cm以上となっています。ただ、レースにあわせて曲がることはありますので、遠心力が苦手な方は対策をしていくと安心かもしれません。
■“乗り物酔い”を忘れる面白さ
クッパの書斎 画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
約5分間の体験時間を終え、一番に感じたのは「もう1回やりたい!」という正直な気持ち。負けず嫌いの性格が功を奏し、乗り物酔い体質ということをすっかり忘れるほどレースに熱中しました。合同会社ユー・エス・ジェイのマーケティング部部長・山本歩氏も「今までのテーマパークのアトラクションと違って競争性が高い」と語ります。ある時は勝ったり、ある時は負けたりと、乗るたびに体験が変わるのもポイントです。
最後には同じライドに乗った人たちのコイン獲得枚数がわかるので、チーム内1位を目指して頑張りたいところ。また、「パワーアップバンド」と本パークのアプリを連動させると、遊んだ当日の本アトラクションの成績を確認することができます。自分のコイン獲得枚数がゲストのうち何位なのかを見てしまうと、闘争心を燃やさずにはいられません。自分のテクニックが運命を変える…。このアトラクション、かなり中毒性が高いです!
【「マリオカート ~クッパの挑戦状~」概要】
オープン日:3月18日(木)
(C)Nintendo