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『リメンバー・ミー』は、なぜ泣ける? “夢と家族”の両方を諦めない物語がポイントに

アニメ

 4日に 『金曜ロードショー』(日本テレビ系/毎週金曜21時)で放送されるディズニー&ピクサーのアニメーション映画『リメンバー・ミー』は、家族の絆をめぐる物語だ。家族とは何だろう。家族とは最小単位のコミュニティであり、人が最初に直面する社会である。社会には必ず抑圧がある。本作は、メキシコの大家族を題材に、家族という社会と個人の夢の衝突を描いた作品だ。ピクサーの映画としては初めて音楽を大々的にフィーチャーし、メキシコの死者の日を舞台としているこの作品は、そのユニークな世界観と高い技術力に裏打ちされた美麗なアニメーション映像、家族の絆と少年の夢へのひたむきさを描く物語によって絶賛され、多くの人に「泣ける」と評判になった。本作の「泣ける」秘密はどこにあるのだろうか。物語の構成を紐解いてみよう。

映画『リメンバー・ミー』(2018)

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