小栗旬監督作『シュアリー・サムデイ』公開から15年！ 今見ると超豪華、“5人の高校生”キャストたち
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■鈴木亮平
巧の幼少期からの友だちで、妹の入院費を稼ぐために事件後はヤクザとなった和生を演じたのは、モデルから俳優に転身し、2007年公開の映画『椿三十郎』でスクリーンデビューをしていた鈴木亮平。本作への出演後、2013年公開の映画『HK 変態仮面』で、持ち前の筋肉美を最大限に活かした衣装とモデル出身ならではの表現力で“変態仮面”こと主人公・色丞狂介を熱演。しかし翌年には一転、連続テレビ小説『花子とアン』（NHK総合）で主人公の夫を演じ脚光を浴びた。
演じる役柄によって体重の大幅な増減をいとわないストイックな役作りから“カメレオン俳優”とも称される鈴木。大河ドラマ『西郷どん』（NHK総合）では主人公・西郷隆盛を演じたほか、『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』（TBS系）では救命救急医、映画『孤狼の血 LEVEL2』では“悪魔”と呼ばれ怖れられる凶暴なヤクザ、今年公開の映画『花まんま』では町工場で働く妹思いの兄と多彩な役柄を演じ分けている。
■ムロツヨシ
時限爆弾を作った張本人で爆破事件後は引きこもり生活を続けている雄喜を演じたのは、劇団の舞台からキャリアをスタートし、2005年以降に映画やテレビドラマにも進出していたムロツヨシ。
本作への出演後は『HK 変態仮面』シリーズや『銀魂』シリーズ、『勇者ヨシヒコ』シリーズ（テレビ東京系）といった福田雄一監督作品に欠かせない俳優の1人として活躍する一方、2018年には『大恋愛〜僕を忘れる君と』（TBS系）では戸田恵梨香と共演しラブストーリーに挑戦。2023年放送の大河ドラマ『どうする家康』（NHK総合）では、松本潤演じる徳川家康と対立することになる豊臣秀吉を好演した。映画やテレビドラマに出演する一方で2008年からは、脚本・演出を手がけて出演もする舞台『muro式』も定期的に開催している。
■綾野剛
教室を占拠した5人のうちの1人でナンパが特技の秀人を演じていたのは、2003年放送の『仮面ライダー555』（テレビ朝日系）で俳優デビューし、2010年放送の『Mother』（日本テレビ系）で注目を集めていた綾野剛。本作公開後、綾野は映画『GANTZ』シリーズやドラマ『最高の離婚』（フジテレビ系）シリーズなどの話題作に立て続けに出演。2015年のドラマ『コウノドリ』（TBS系）で連続ドラマ単独初主演を務めると、番組は2年後に続編が放送される人気ドラマに発展。同作で共演した歌手の星野源とは2020年放送の『MIU404』（TBS系）でダブル主演を務め、2024年公開の映画『ラストマイル』でも共演している。
現在、柴咲コウ、亀梨和也がキャストに名を連ねる主演映画『でっちあげ〜殺人教師と呼ばれた男』が公開中。10月には北村匠海と共演する映画『愚か者の身分』も公開される。プレイベートでは2022年に女優の佐久間由衣と結婚。2024年3月には第1子の誕生を発表した。
