『ALWAYS 三丁目の夕日』公開20周年! 引退した人気女優に当時子役だった俳優も キャストの今
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『ゴジラ』シリーズの最新作『ゴジラ‐0.0』でも監督・脚本・VFXを担当することが発表されたばかりの山崎貴。彼が監督を務め、のちにシリーズ化された映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の劇場公開から20周年を迎えた。ここでは、1950年代後半の東京・下町で生きる市井の人々を演じたキャスト陣のその後のキャリアについてまとめてみたい。
【写真】人気子役から引退した美女まで! 『ALWAYS 三丁目の夕日』キャストの今
■吉岡秀隆

亡くなった祖母から引き継いだ菓子店を細々と経営しながら児童向け冒険小説を執筆し、一流の小説家を目指している茶川竜之介を演じていたのは吉岡秀隆。本作で第29回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した吉岡は、シリーズの全作品で主演を務めたほか、2022年劇場版も製作されたドラマ『Dr.コトー診療所』シリーズ(フジテレビ系)でも主人公を演じた。以降も映画やテレビドラマの話題作に数多く出演。近年は『男はつらいよ お帰り 寅さん』や『ゴジラ‐1.0』、実写版の『秒速5センチメートル』などに出演。12月には出演作『火星の女王』(NHK総合)の放送も予定されている。
■堤真一

太平洋戦争から復員して、自動車修理工場の鈴木オートを開業した鈴木則文を演じていたのが堤真一。本作公開の翌年に行われた第29回日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞を受賞した堤。吉岡と同様、シリーズを通じて則文を演じた彼は、その後も『クライマーズ・ハイ』、『孤高のメス』などの主演映画が立て続けに公開。2025年は主演映画『木の上の軍隊』を含めた5作品が劇場公開され、全国5か所で上演された舞台『ライフ・イン・ザ・シアター』に出演。さらに現在放送中の連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK総合)では、主人公の親戚として登場し、のちに実の父であることが判明する雨清水傳を演じ話題となった。
■薬師丸ひろ子

働き者な則文の妻・トモエ役は薬師丸ひろ子。本作の他にも数多くの映画、ドラマに出演している薬師丸。2013年の連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK総合)では、主人公が憧れる大女優・鈴鹿ひろ美を演じ、以降も『アンナチュラル』(TBS系)、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(NHK総合)、映画『ラストマイル』などに出演。また歌手としても活動していて今年9月には、2024年に行われた初のオーケストラライブを記録した映像作品『billboard classics 薬師丸ひろ子 Premium Orchestra Concert 2024』をリリースした。

