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縮小するサントラ市場に挑戦! 映画ファン注目の「サウンドトラック傑作選50」に迫る

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映画ファンを中心に話題になった「サウンドトラック傑作選50」に込めた思いとは?
映画ファンを中心に話題になった「サウンドトラック傑作選50」に込めた思いとは? クランクイン!

 昨年末、映画ファンを中心に話題になったCDがあったのをご存知だろうか。そのCDとは、ランブリング・レコーズ から発売された“サウンドトラック傑作選50”(一部タイトルを除きハイレゾ音源でも配信中)だ。“50”と銘打つだけあって、リリースされたのは、なんと50タイトル! しかも、すべてのタイトルをDSDリマスタリングで収録と、どのようなスピーカーで聴いても違いがわかるくらい、音がこのうえなく上質なのである。そんな驚きと感動に満ちたサントラシリーズを、なぜリリースしようと思ったのか。ランブリング・レコーズの代表取締役 佐渡和広氏に話を聞いた。

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 「今回のサントラシリーズの企画が立ち上がったのは、2014年の春くらいだったでしょうか」と、佐渡氏は振り返る。「というのも、CDが売れない、お客様もCDを買わないとステレオタイプの考えが蔓延していて、本当にそうだろうか、と思っていた中で、メジャーさんが安価で一気にサントラを復刻し始めたこと。そして、巷ではハイレゾ対応のオーディオ機器が普及し始めていたことがあります。しかし、サントラのしかもスコアに拘った作品をリリースしてきた弊社としては、その復刻されているタイトルやその出し方に少々違和感がありました。そして、オーディオファンから『ハードが普及してもソフトがない』という声もちらほらと聞こえ始めたこともあって、本格的に企画が始動していきました」。

 2014年度は『アナと雪の女王』のサントラCDがバカ売れしたことは記憶に新しいが、これも稀な現象だろう。佐渡氏は、現在のサントラ市場をこう分析する。

 「一時期に比べると、(サントラの市場は)縮小し、相変わらず厳しいです。しかし、クラシックやジャズなどと同様に、まだまだフィジカルの商品を購入するということに価値を見出すお客様で占められていると思うジャンルだと考えています」。

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