コラム
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『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』決して人形なんかじゃない “変化の描写”から読み取れる主人公の感情
アニメ・ゲーム
アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が、『金曜ロードショー』(日本テレビ系/毎週金曜21時)で本日より2週連続放送。本日は、テレビシリーズを再構成した特別編集版、翌週の11月5日は2019年に劇場公開された『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』が本編ノーカットで地上波初放送される。京都アニメーションを代表する本作、ファンを虜にする要素は多々あるが、ここでは主人公ヴァイオレットの感情や言動が読み取れるような“変化の描写”に着眼点を置き、作品の魅力に迫る。
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『花不棄<カフキ>』監督が放つラブコメ時代劇! 『花の都に虎(とら)われて』BD&DVDリリース
海外ドラマ
異世界転移、男女逆転、ラブコメとキャッチーなテーマで大旋風を巻き起こした中国時代劇ドラマ『花の都に虎(とら)われて~The Romance of Tiger and Rose~』。ライトノベルを思わせる設定に中国時代劇らしい華やかでドラマティックなストーリーを盛り込んだ本作は、2020年中国全Webドラマ(時代劇)1話あたりの配信再生数で1位を獲得し、各アワードで多くの賞を受賞した話題作だ。笑って胸キュンできるラブコメ作品は、近年日本でも鉄板ジャンルとなっているが、本作が現地でNo.1ヒットを収めた理由はどこにあるのか。Blu-ray&DVD発売を前に改めて紹介していきたい。
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【世界のロイヤルウエディング】驚きのエピソード6選
セレブ&ゴシップ
洋の東西に関わらず、結婚には山あり谷あり。それは世界の王室メンバーと言えども例外ではないようだ。おとぎ話のようなロイヤルウエディングの裏に隠された、驚きのエピソードをご紹介しよう。
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“韓流四天王”イ・ビョンホンが今でも輝き続ける理由 『イカゲーム』でもオーラ全開
エンタメ
米国を含む世界94ヵ国で視聴数が1位になり、まさに世界制覇を果たした今最もアツイ韓ドラといえば『イカゲーム』(Netflix)。映画『バトル・ロワイアル』や『カイジ』を彷彿(ほうふつ)とさせる壮絶なデスゲームは、人間の欲望と心理に迫りながら、最も恐ろしい本性を引き出し、緊張感と共に、観る人へ数々のメッセージを投げかけた。イ・ジョンジェや、パク・ヘス、チョン・ホヨンなど、出演俳優のインスタグラムのフォロワーが激増するなど、俳優たちにも注目が集まっているが、その中でも筆者が「おぉ〜!」と思わず大声を出してしまったのが、大物俳優イ・ビョンホンの登場。圧倒的カリスマ性を放ったまさに“別格”なオーラに、私と同じように鳥肌が立った方も多いのではないだろうか。一瞬の登場でも画面を圧倒するスター、ビョンホンのこれまでの経歴を振り返りながら、その魅力に迫る。
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『王女未央』ティファニー・タン主演! 伝説の皇后の生涯を描く『燕雲台』DVD&BDリリース
海外ドラマ
中国時代劇『王女未央‐BIOU‐』のティファニー・タンが伝説の皇后を演じた歴史超大作ドラマ『燕雲台‐The Legend of Empress‐』。中国でTV視聴率&配信ランキング で1位を獲得した本作の日本上陸を前に、これまでの歴史ドラマとは一線を画す見どころとヒットの理由を紹介してきたい。
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坂口健太郎、視聴者を熱狂させる“演技の魅力” 『おかえりモネ』の次は“火曜日の癒やし”に!?
エンタメ
現在放送中のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)において、坂口健太郎演じる“菅波先生”こと菅波光太朗が絶大な人気を集めている。ドラマに彼が登場すると、「#俺たちの菅波」というハッシュタグがSNSを席巻。ヒロイン、永浦百音(清原果耶)とのもどかしい恋は、私たち視聴者をハラハラとさせ、ついに結ばれた時には、ネット上で歓喜の声が上がった。“菅波先生”がこんなにも熱狂を呼んだのは、役柄の愛らしさはもちろんだが、“俳優・坂口健太郎”の力量も大きいだろう。そこで本稿では、坂口のこれまでの歩みを振り返りつつ、その魅力をひも解いていきたい。
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中止、酷評も…“呪われた企画”『デューン 砂の惑星』映画化へのあくなき挑戦
映画
アメリカのSF作家フランク・ハーバートによる長篇小説『デューン 砂の惑星』を映画化したドゥニ・ヴィルヌーヴ監督最新作『DUNE/デューン 砂の惑星』が、ついに公開された。原作小説は、1963年から部分的に雑誌連載され、1965年に単行本化。SFファンだけでなく、幅広い読者から支持される人気作品になった。これほどのベストセラーを映画界が放っておくわけがなく、半世紀にわたって映像化の試みが繰り返されてきたが、時間を奪われ、失意のうちに去った関係者も多く、“呪われた企画”と呼ばれることもあった。
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ゼンデイヤの圧倒的スタイルを堪能するフォト集
セレブ&ゴシップ
本年屈指の超大作SF映画『DUNE/デューン 砂の惑星』に出演のゼンデイヤ。MCU映画『スパイダーマン』シリーズのヒロイン・MJから、エミー賞を受賞したドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』まで、さまざまな作品で大活躍の彼女は、ファッションアイコンとしても大注目の存在だ。時に議論も呼んだ、圧巻のレッドカーペットルックを一挙お届け!
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松下洸平、深く愛されるキャラを生む“役作りの秘密” 『最愛』で新たな挑戦へ
エンタメ
金曜ドラマ『最愛』(TBS系/毎週金曜22時)が15日から放送を開始する。『MIU404』(同系)の新井順子プロデューサーと演出・塚原あゆ子がタッグを組んで手掛ける本作は、主演を吉高由里子が務め、松下洸平、井浦新が脇を固めるほか、田中みな実、佐久間由衣と注目の役者陣が顔をそろえる。中でも、吉高演じる真田梨央の初恋の相手であり、連続殺人事件の重要参考人として梨央を追うことにもなる刑事・宮崎大輝役の松下は目が離せない存在だ。
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小栗旬、田中圭、綾野剛、坂口健太郎、赤楚衛二……秋ドラマを盛り上げる俳優陣の共通点
エンタメ
今秋ドラマで注目したいのは、「トライストーン」所属の役者陣だ。その筆頭は、10日に放送開始の日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』(TBS系)に主演する小栗旬。1973年刊行の小松左京氏の名作を2023年の東京を舞台にアレンジするという同作は、Netflixで世界190ヵ国以上に配信されることや、一時渡米していた小栗にとっての久しぶりの連ドラ出演であり、『獣医ドリトル』以来11年ぶりの同枠主演という点でも注目を浴びている。
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<秋ドラマ>江口のりこ、北村有起哉etc. 際立つ個性派・実力派の主演
エンタメ
いよいよ今期のドラマがスタートし始めた。ラインナップを眺めると、注目に値する特徴が覗いていることに気付く。個性派・実力派の主演作が豊作なのだ。『SUPER RICH』の江口のりこに、『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』の木村多江&安藤玉恵、『ムショぼけ』の北村有起哉、『東京放置食堂』の片桐はいりと、新作舞台の発表かな? と思うような芸達者な布陣が並んでおり、ワクワクさせられる。
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なぜ磯村勇斗は、こんなにも“ワル”が似合うのか 『今日俺』『東リベ』過去作からひも解く
映画
テレビドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)や、映画『東京リベンジャーズ』など、磯村勇斗は、どうしてこんなにも“ワル”が似合うのだろう。役に入っていない時の彼は、かわいらしい笑顔が印象的なだけに、謎が深まるばかりだ。さまざまなタイプの“ワル”を巧みに演じ切る俳優・磯村勇斗の魅力を振り返ってみたい。
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“時代劇美男”ライ・イーの魅力はギャップにあり? 『万華楼』でさらなるブレイクの予感
海外ドラマ
日本でもファンが急増中の“時代劇美男”ライ・イーが初めて主演を務めたことでも注目されている中国時代劇ドラマ『万華楼<ばんかろう>~金糸が紡ぐ運命の恋~』。本作のDVDリリースにあわせて、好青年役もセクシーな悪役も演じられるライ・イーの経歴と魅力、そして本作で演じる李清流(りせいりゅう)のキャラクターの見どころを紹介していきたい。
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韓国時代劇ドラマ『風と雲と雨』、ヒットの理由は“権力争い”と“王女との愛”!?
海外ドラマ
毎年のように話題作が登場し、韓国ドラマの人気ジャンルとして定着した時代劇。“正統派”からファンタジー要素が強いもの、イケメンスター競演作まで、多彩な作品があるが、宮廷での権力闘争にロマンスが盛り込まれたドラマチックな内容のものが特に支持されている。そんなヒット要素満載で、韓国の視聴者の心を強く掴んだのが、朝鮮末期を背景としたパク・シフ主演の『風と雲と雨』だ。2021年No.1韓国時代劇との呼び声高い本作の見どころを、日本でのDVDリリースあわせて紹介していきたい。
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「すべて悪魔のせい」と無罪を訴えた前代未聞の実話“アーニー・ジョンソン事件”とは
映画
実在したアメリカ屈指の超常現象研究家であり、凄腕ゴーストハンターとして活躍したウォーレン夫妻。夫のエドはローマ教会が唯一公認する非聖職者の悪魔研究家で、妻ロレインは優れた透視能力を持つ霊能力者。彼らの秘蔵する実録怪奇事件簿を映画化した『死霊館』シリーズは全世界で2100億円超えの興行収入を達成。新作『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』は実に7本目のユニバース作品となる。今回の物語はアメリカ史上初、悪魔憑き殺人事件の立証が法廷で争われた有名なアーニー・ジョンソン事件の実話が元ネタ。しかし、その「実話」は一体どこまでが「事実」なのか。実際の事件のあらましをたどってみたい。
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今夜の『キングオブコント2021』で躍進 “高円寺芸人”から目が離せない
エンタメ
今夜、“真のコント日本一”を決める『キングオブコント2021』(TBS系/2日19時)で、第14代目の王者が決定する。先月、決勝進出の10組が発表されるやいなや、ネット上には「高円寺芸人多いなww」「高円寺芸人が決勝進出しまくりで幸せー!!!!」「高円寺芸人祭りwww」といった感想が寄せられた。今大会で躍進した「高円寺芸人」とは何者なのか?
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豪華キャストが集結! 『インディ・ジョーンズ』第5弾“今わかってること”まとめ
映画
前作から10年以上の時を経て、『インディ・ジョーンズ』が帰って来る。ナチにもギャングにも負けないタフな考古学者インディ・ジョーンズが繰り広げる、アクション満載、世界を股にかけた大冒険活劇は、閉じこもりがちな今こそ、世界が待ち望む作品だ。ファンが長年待ちわびる最新作について、現時点で分かっていることをまとめてみよう。
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ハリソン・フォードがリヴァー・フェニックスを指名 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』製作秘話
映画
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』が、今夜の金曜ロードショーで本編ノーカット放映される。シリーズ3作目で、1989年に公開されたこの映画は、1作目の3億8900万ドル(約435.8億円)、2作目の3億3300万ドル(約373億円)を上回り、全世界で4億7400万ドル(約531億円)を売り上げる大ヒットとなった。若きインディ役にはリヴァー・フェニックス、インディの父親役にはショーン・コネリーという豪華布陣も目を引くが、製作が決まるまでには実はさまざまな紆余(うよ)曲折も。そんな『最後の聖戦』の製作秘話を振り返りたい。
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危険すぎる“ボンドガール”から218cmの殺し屋まで! 007を苦しめた“クセが強い悪役”たち
映画
ジェームズ・ボンドが活躍するスパイ・アクション映画『007』シリーズの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』がいよいよ10月1日に公開される。これを記念して今夜、ダニエル・クレイグがボンドを演じた前作『007 スペクター』(2015)が地上波初放送される(テレビ朝日系/9月26日21時)。同作で世界規模の犯罪組織「スペクター」の首領としてボンドの前に立ちはだかるのは、クリストフ・ヴァルツ演じるエルンスト・スタヴロ・ブロフェルド。今回は、ブロフェルトをはじめとする、歴代ボンドを苦しめた“クセが強い悪役たち”を振り返ってみよう。
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煉獄さんの夢は幸せじゃない? 鬼滅の刃『無限列車編』は“夢の世界”に注目すると面白い
アニメ・ゲーム
日本を含めた全世界での総興行収入が500億を超えた大ヒット作『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、今夜フジテレビ系にて、世界最速&全編ノーカットで放送される。本作は、無限列車に乗り込んだ主人公・竈門炭治郎らの前に、鬼の魘夢(えんむ)が立ちはだかるという物語。劇中、炭治郎たちは、魘夢の血鬼術(能力)により強制的に眠らされることになるが、それぞれが見る“夢の世界”は、キャラクターの特徴が現れていて面白い。今回は、炭治郎たちが見た“夢の世界”をひもといていく(以下、ネタバレを含みます。ご了承のうえ、お読みください)。
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『鬼滅の刃』なぜ人は鬼に勝てるのか? 魘夢戦で見えた、勝負を分ける戦闘ロジック
アニメ・ゲーム
日本国内の映画興行収入約400億円を突破、公開から約2ヵ月で歴代興行収入1位の記録を更新した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。日本のアニメ史と映画史にその名を刻んだ作品が、本日21時よりフジテレビ系にてテレビ初放送される。そこで本作で敵として登場する鬼・魘夢(えんむ)と猗窩座(あかざ)にフォーカスしながら、鬼と人間の戦い方を考察する(原作のネタバレを含みます。ご了承のうえ、お読みください)。
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劇場版『鬼滅の刃』はストロングスタイル 観客への“配慮”を捨てて挑んだ表現に迫る
アニメ・ゲーム
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が本日21時よりフジテレビ系にて地上波初放送。本作は、公開から約2ヵ月で歴代興行収入1位に輝き、興行収入400億円を突破。テレビでは特集が組まれる度にSNSでトレンド入りを果たすなど、今なお日本中を席巻し続けている。ここまで作品が受け入れられたのには、どのような要因があるのか。今回は、映画の構成と表現からヒットの理由を紐解いていく。
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『魔宮の伝説』では大ケガも! 79歳ハリソン・フォードの伝説を振り返る
映画
映画『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)と『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989)が、それぞれ24日と10月1日に、『金曜ロードショー』(日本テレビ系/毎週金曜21時)で放送される。主演を務めたハリソン・フォードは、2022年7月29日米公開予定の『インディ・ジョーンズ』第5弾にも出演が決まっており、79歳でまだまだ現役。そんなハリソンがこれまでのキャリアの中で築いてきた伝説の数々を振り返ってみよう。
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トラウマシーンの宝庫! 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』超残酷っぷりを検証
映画
『インディ・ジョーンズ』は「大人も子供も楽しめる、めくるめくアドベンチャー映画」であると同時に、一作ごとにさまざまな悪趣味、バリエーション豊かな残酷を見せてくれるシリーズでもある。ワクワクするような物語にぎょっとするような残酷がヒョイと顔を覗かせる感覚は『インディ』のオリジンの一つでもある『007』シリーズとも通底するものであり、また後述するように1950年代から60年代にかけて人気を博したパルプ雑誌の下世話な想像力とも結びついている。今回はそんな『インディ』シリーズの中でも屈指の悪趣味さを誇る『魔宮の伝説』にちりばめられた数々の残酷を検証してみたい。
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『招揺』のバイ・ルーが“男前”ヒロインに! 中国ラブ史劇『万華楼<ばんかろう>』DVDリリース
海外ドラマ
中国時代劇ドラマ『万華楼<ばんかろう>~金糸が紡ぐ運命の恋~』のDVDが10月6日にリリースされる。人気ドラマ『招揺』で日本でも人気上昇中の若手女優バイ・ルーが商売を仕切るたくましい“男前ヒロイン”を演じ、『永遠の桃花~三生三世~』など多くの大ヒット作で活躍するライ・イーが上流階級の“ツンデレ若様”に扮する。待望のDVD化を前に、本作の注目ポイントを紹介していきたい。
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