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水谷豊&寺脇康文、“特命係の5年後”は? 「右京と薫である限りは年を取らない」も「定年退職が…」

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■5年後、30周年の2人はどうなっている? 「右京の定年退職が…」(水谷)

 通算で10ものシーズンを共にしてきた2人。水谷が今回、寺脇に何を期待するかを問うと「基本的に期待はしていないんだと思うんですよ」という回答が返ってきた。「むしろちょっと言い方を変えれば、それは信頼でもあると思います。期待するということは、期待を超えてもらわないとがっかりする。最初から期待をしなければ、もし何か素晴らしいことをやってくれた時、それはもうすごい喜びに繋がりますよね」。

 シーズンを重ねるごとに信頼度も増す2人。2人が考える5年後、30周年を迎えた『相棒』とは。寺脇は「変わんないんじゃないかな!」と明るく答えてくれた。「右京と薫としている限りは年を取らないんです。僕は60代なのに(薫は)若造なんだよ!(笑) 右京さんという先輩がいて、若造の僕がいて。だからもう相棒でいる限りはずっと同じ。5年後もフライトジャケットを着て突っ走っていると思います!」とファンを安心させる。

 一方で水谷は「右京も公務員ですから、定年退職があるんですよね……5年後に(右京が警察官を)やってるかどうか、ちょっと想像できないですね」と答える。「ドラマとしてはずっと変わらずいられるかもしれないけど、杉下右京はいつ定年退職になるんだろう、というほうが僕にとってはリアル感がありますね」という水谷に思わず、警察にも再雇用があるのでは? と投げかけると、「ありがとうございます、そこまで期待していただいて」と朗らかに笑った。

(左から)水谷豊、寺脇康文
 25年間演じ続けた『相棒』の世界について、「先が読めない面白さ」を魅力として挙げていた水谷。最後に、そんな水谷が“先が読めなくて面白い”と思うものを聞いた。「それはもう自分の人生でしょうね。この先何が起きるんだろう、何が待っているんだろう。自分がどこに向かっているんだろうというのはまだ分からないけど、確実になにかは起きていくでしょうから。そればちょっと楽しみだと思いますね」。今年もやっぱり“先が読めない魅力”たっぷりな『相棒』。水谷豊、寺脇康文の深い信頼感に、さらなる未来まで期待せざるを得ない。(取材・文:小島萌寧 写真:山田健史)

 ドラマ『相棒 season24』は、テレビ朝日系にて毎週水曜21時放送。

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