『虎に翼』“よね”土居志央梨&“轟”戸塚純貴、スピンオフドラマで再タッグ! 「ここを描くんだ」と驚き
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――平山祐介さん(マスター役)との共演はいかがでしたか? よねにとって「希望」となる重要な存在でしたが。
土居:平山さんがマスターとしての雰囲気をずっと保ってくださっていました。どんなに苦しいシーンでも、マスターのあの喋り方、あの空気感があるだけで、よね自身も「この人のために自分を曲げない」という覚悟を再確認できる。本当に感謝しかありません。本編の時は平山さんの撮影日数は三日間くらいと短かったのですが、それでも視聴者の皆さんに「マスター」という存在を刻み込んだ。今回、改めてしっかりとお芝居で向き合えて、本当に楽しかったです。よねにとって、どれほど大切な人だったのかが改めて分かりました。
――伊藤沙莉さんが登場するシーンも印象的です。
土居:あれは本当に面白かったです。
戸塚:登場の仕方が現実離れしていて良かったですよね。
土居:沙莉も忙しいスケジュールの中、朝イチで来て、すぐ帰るみたいな感じで。すぐに声を枯らして帰っていきました。「ふぇーい!」とか大声出して(笑)。もう声出ないって言っていました。楽しかったです。
(左から)土居志央梨、戸塚純貴
――事務所の名前を「山田・轟」にするか「轟・山田」にするか、ジャンケンで決めるシーンも。
戸塚:ジャンケンでしたね。もちろん俺が最初だから轟が前だろうってところから始まり……。
土居:でも事務所を誘ったのは私だし。
戸塚:じゃあ、じゃんけんだってくだりがあって。そこは漢らしく譲ったのかな(笑)。
――今後、この二人の「よろず相談所」のような、日常を解決していく物語も見たいという声が出てきそうですね。
土居・戸塚:いいですね! ぜひやりたいです。
土居:二人が買い物に行ったり、ご飯をどうするか相談したりするだけの日常ドラマとか、面白そうですよね。
戸塚:どちらが料理を作るか、とかね。連ドラになったら恐ろしいことになりそうですけど(笑)。でも連ドラになったらとんでもないことになりそうですよ。
1年間という長い時間をかけて役を生き抜いた二人だからこそ醸し出せる、阿吽の呼吸。シビアな過去を経てタッグを組んだよねと轟の揺るぎない信頼関係は、スピンオフを通してより一層の深みを増した。本編の補完として、あるいは新たなバディの物語として、二人のこれからをさらに観てみたいと思えるような作品になっている。
今夜放送『虎に翼』スピンオフドラマ『山田轟法律事務所』 (C)NHK
(取材・文:磯部正和 写真:高野広美)
虎に翼スピンオフ『山田轟法律事務所』は、NHK総合にて3月20日21時45分、NHK BSプレミアムにて3月29日16時45分放送(72分、全1回)。

