俳優・矢野浩二、葛藤乗り越え中国でブレイク!「夢は日本のドラマに出ることだった」
その後、仕事を選ぶようになった矢野は、一時仕事が激減するが、たまたま出演したバラエティ番組で、軽妙なトークが評判を呼び大ブレイク。それまで知名度はあったが、“悪”のイメージしかなかった矢野に光が差し込む。「ギャップが受けたんでしょうね。番組の締めくくりに、僕が日本のアニメソングを歌うのが恒例になっていて、特に『ドラえもん』を歌うと大喜びです」と顔をほころばせる。
これをきっかけに俳優としても人間味あふれる役が来るようになり、ひいては、念願だった日本ドラマからもオファーがかかる。『警視庁・捜査一課長』はいわば、中国での苦労が実った一つの象徴。「現場は楽しいですね。撮影日数も中国の3倍は時間をかけていてゆったりしている。内藤(剛志)さん、金田(明夫)さん、斉藤(由貴)さんを軸に本当にまとまっている」と絶賛。「夢が叶いました」としみじみ語る矢野は、2月に拠点を東京に移し、日本での活動を本格化。中国で磨いた才能が母国で花開く日もそう遠くはないだろう。(取材・文・写真:坂田正樹)
『警視庁・捜査一課長』はテレビ朝日系にて毎週木曜20時より放送中。
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