指原莉乃、アイドル卒業後は“仕事が活力”「休日返上するほど楽しい」
4月末の卒業コンサート以降、ソロとしての仕事にまい進する指原。本作への出演もセカンドキャリアの足がかりであるが、独り立ちしてからは「休日返上でのめり込むほど仕事が楽しい」と近況を話す。
「慌ただしいと思われがちだけど、仕事自体が自分の活力だからぜんぜん苦ではないんですよ。休みのときも自宅で“=LOVE”への歌詞を書いたり、自分のプロデュース商品を試したりしていて。私は、自分なりに納得できる進路を歩くのが将来像で、たとえ芸能界で仕事がなくなっても一緒。その瞬間で楽しめることを極めていきたいですね」。
プロとしての矜持を見せる指原。一方で、古巣のグループ・HKT48への思いも打ち明ける。
「グループとの距離は空いたけど、メンバーのみんなとは今でも連絡を取り合っているんです。話を聞いてみると、みんなそれぞれの悩みを抱えながら、もがきつつも頑張っていて。私も励まされるし、一人になった今はいずれ卒業を迎えるであろう後輩の子たちに、仕事との向き合い方を背中で伝えられる人になりたいです」。
本作で声優という新境地へ挑戦した指原。活躍の幅を広げていく彼女の、今後のキャリアにも期待がかかる。(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:松林満美)
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