インタビュー
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古川琴音、デビューから4年 “深いところを動かせる役者に”――あふれ続ける表現欲
エンタメ
『コントが始まる』(日本テレビ系)では有村架純の妹役を好演、出演映画『偶然と想像』が、第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞するなど、躍進の1年を過ごした女優の古川琴音。2022年はミュージカル『INTO THE WOODS ‐イントゥ・ザ・ウッズ‐』出演という新たなチャレンジで幕を開ける。充実した稽古を送る古川に話を聞くと、女優業に対する熱い思いがあふれ出した。
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土屋太鳳、8年間で大学を卒業「恩返しできる資格を得た」 キャリアや学習を次の世代に役立てたい
エンタメ
新春ドラマスペシャル『優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ』で、テレビ東京ドラマ初主演を果たす土屋太鳳。本作では忘れられぬ過去を背負いながら一歩踏み出していく女性をみずみずしく演じるなど、女優道をひたむきに歩んでいる。2021年は大学卒業という節目を迎え、「卒業生として大学に恩返しする資格を得られた」としみじみ。積み重ねているキャリアや学んできたものを「自分だけのものにするのではなく、社会にどうめぐっていくかを考えていきたい」と未来を見つめる。土屋が今、大人の女優として目指すものを明かした。
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2022年注目の人・黒島結菜 「作品に向き合い、思い切り楽しむ」1年に
映画
2013年『ひまわり~沖縄は忘れない あの日の空を~』でスクリーンデビューを果たした女優の黒島結菜。その後は、透明感あふれるビジュアルを生かした爽やかなキャラクターを演じることが多く、主演を務めたドラマ『アシガール』(NHK総合)は高い評価を受け、2022年前期連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合)ではヒロインの座を射止めた。一方で最新作『明け方の若者たち』では、これまでとは趣の違う女性を演じ、役柄の幅の広がりを印象づけた。映画、“朝ドラ”と注目されるだろう2022年。黒島は「目の前の作品に向き合って、思い切り楽しみたい」と笑顔を見せる。
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日向坂46・丹生明里、松田好花、上村ひなのが振り返る『ひらがな推し』 “成功”と“失敗”の経験、バラエティーでの苦労とは
エンタメ
メンバー個々もバラエティー界で大活躍のアイドルグループ・日向坂46。放送中の冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京/毎週日曜25時5分)などで見せる、彼女たちのバラエティー対応力には定評がある。しかし、その力は一朝一夕で培われたものではない。けやき坂46時代の冠番組『ひらがな推し』(テレビ東京)での“成功”と“失敗”の経験を経て、今の彼女たちがある。当時から現在まで、バラエティーの現場でどんな苦労を味わってきたのか。『ひらがな推し』ブルーレイ第2弾の発売を機に、丹生明里、松田好花、上村ひなのに振り返ってもらった。
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櫻井孝宏、『呪術廻戦』夏油傑役を語る 劇場版とテレビシリーズで異なる表現に挑戦
アニメ・ゲーム
原作漫画、テレビアニメともに大ヒットを記録している『呪術廻戦』。その前日譚(たん)であり初の劇場版となる映画『劇場版 呪術廻戦 0』が大ヒット公開中だ。もともと芥見下々による漫画『呪術廻戦』(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)は、劇場版の原作漫画『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』が人気を博し、「週刊少年ジャンプ」での連載につながった。つまり、本作が正真正銘の“はじまりの物語”なのだ。今回は、シリーズを引っ張る敵役・夏油傑役を務めた櫻井孝宏にインタビュー。作品の魅力や舞台裏、本作への“ジャンプ愛読者”としての見解などを語ってもらった。
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緒方恵美「失ったら声優として生きていけない」 どんなにつらくても持ち続けた“目線”
アニメ・ゲーム
シリーズ累計発行部数6000万部超の、芥見下々による漫画『呪術廻戦』。2018年3月に「週刊少年ジャンプ」で連載開始、そして2020年10月にテレビアニメの放送が始まると爆発的な人気で日本中をとりこにした。その『呪術廻戦』シリーズより、“すべての始まり”である前日譚『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』を映像化した『劇場版 呪術廻戦 0』が昨年12月24日に公開された。主人公・乙骨憂太を演じるのは緒方恵美。2022年に声優活動30周年を迎える緒方が、本作を通じた成長、芝居へのこだわりと苦悩、音楽活動に対する思いを語った。
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松本潤「自分で自分の首を絞めた」 香川照之&杉咲花と語る『99.9』の妥協しない現場
映画
松本潤・主演、香川照之・共演で2016年と2018年にTBS日曜劇場で放送された連続ドラマシリーズがカムバック。映画『99.9‐刑事専門弁護士‐ THE MOVIE』として、12月30日に公開される。起訴された際に裁判で有罪になる確率が99.9%とされる刑事事件に、個性豊かな弁護士たちがぶつかり合いながらも、残りの0.1%の可能性に懸けて挑んでいく本作。最新作では、超型破りな弁護士・深山(松本)と利益優先の弁護士・佐田(香川)の名コンビに、杉咲花演じる三代目ヒロインの新米弁護士・穂乃果が加わり、物語を彩る。3人に話を聞くと、嵐活動休止後初の芝居の現場となった本作での松本の“0.1%の妥協も許さず”現場に向き合う姿が垣間見えた。
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望海風斗、宝塚退団後“自分でいる時間”に戸惑いも “舞台で歌うことが好き”と改めて実感
エンタメ
抜群の歌唱力と表現力で、宝塚歌劇の歴史に名を刻んだ元雪組トップスターの望海風斗。4月の退団から8ヵ月が経ち、いよいよ『INTO THE WOODS』で卒業後初ミュージカルに挑む。望海をもってしても難曲ぞろいだという本作。稽古を通して感じた舞台への思い、新生活を始めての変化などを語ってくれた。
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桜井ユキ、『真犯人フラグ』で怪演 想像を超える役柄は「演じるのが面白くて仕方がない」
エンタメ
『リコカツ』のオリジナルストーリー『リコハイ!!』(Paravi)での主演や『イチケイのカラス』(フジテレビ系)、そして現在放送中の『真犯人フラグ』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)など、数々のドラマで唯一無二の存在感を放つ桜井ユキ。デビュー10周年を迎え、そのクールビューティーな姿を存分に収めたファースト写真集『Lis blanc(リス・ブロン)』が発売される。デビューからの10年を振り返った現在の心境や写真集に込めた思い、さらには話題の『真犯人フラグ』での演技についてなどを聞いた。
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西内まりや、自分を嫌いになった過去から脱却し新たなスタート「どんな自分も愛そう」
エンタメ
モデルで女優の西内まりやが、自身の28歳の誕生日に8年ぶりとなる写真集『月刊西内まりや』を発売する。「初心に戻り、生まれ変わる気持ちで挑みました」と新たなスタートを決意したのは、「ここ数年で自分を見つめ直したことで幸せの感じ方、仕事の向き合い方も変わった。毎日を素直に生きることを大切にしている」と心身ともに充実の時を迎えられている実感があるからこそ。西内はこれまでの道のりとこれからの展望を輝くような笑顔で語った。
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梶裕貴、意外にも初めてオーディションでつかんだ吹替の大役「ひとつの夢が叶いました」
映画
大人気シリーズ「キングスマン」の最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』。コロナ禍による幾度もの公開延期を耐え、ようやく日本お目見えとなる今作の日本語版に、『進撃の巨人』『七つの大罪』など多くの代表作を持つ、人気声優の梶裕貴が参加した。実は、洋画吹替のオーディションに合格したのは「初めて」と驚きの告白をした梶に、アニメのアフレコ、洋画吹替、それぞれの魅力や、「キングスマン」のキャッチコピーになぞらえ、「何が梶裕貴をつくったか」に迫った。
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松本伊代、“続けられると思わなかった”デビュー40周年 転機となったヒロミとの結婚
エンタメ
『センチメンタル・ジャーニー』で歌手デビューし、トップアイドルとして活躍してきた松本伊代。近年は理想の夫婦としても注目されている彼女が、このほどデビュー40周年を記念したニューアルバム『トレジャー・ヴォイス [40th Anniversary Song Book] Dedicated to Kyohei Tsutsumi』を発表した。鼻にかかった甘い歌声も魅力的な松本だが、「自分の声が好きじゃなかった。コンプレックスでした」と告白。その考え方を変えてくれたのは、数々のヒット曲を生み出した希代の作曲家で、2020年10月7日に亡くなった筒美京平さんだという。筒美さんへの感謝や、“花の82年組”との思い出、夫であるヒロミとの日々など、松本が40年の歩みを語った。
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松本伊代、封印した過去も「“センチメンタル・ジャーニー”のおかげで、今の私がある」
エンタメ
伊代はまだ 16だから――。日本歌謡史を語る上でも欠かせない大ヒット曲『センチメンタル・ジャーニー』で1981年に歌手デビューした松本伊代。自分の名前と年齢が登場する歌詞、それにばっちりと合ったポップなメロディ、かわいらしい振り付けも印象的で大人気となった同曲について、松本は「(作曲した)筒美京平先生のピアノに合わせて、歌いながらメロディが出来上がっていった」と誕生秘話を告白。今年はデビュー40周年を迎え「『センチメンタル・ジャーニー』のおかげで、今の私がある」と感謝しきりだが、20歳前後から数年は同曲を「封印してしまった」過去があるという。30年ぶりの新作アルバム『トレジャー・ヴォイス [40th Anniversary Song Book] Dedicated to Kyohei Tsutsumi』の発売を前に、松本が「センチメンタル・ジャーニー」との出会いと傾ける愛情を語った。
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『最愛』新井順子プロデューサーが語る最終回「私にとっては、ある意味挑戦的」
エンタメ
吉高由里子が主演を務め、松下洸平、井浦新が共演するドラマ『最愛』(TBS系/毎週金曜22時)。本作は、『アンナチュラル』『MIU404』(共にTBS系)などさまざまなヒット作を生み出してきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督のタッグでおくる最新作で、完全オリジナルとなる濃密なサスペンスラブストーリーにSNSやネットニュースでは「今期No.1ドラマ」との呼び声が高い。いよいよ本日12月17日に最終回を迎えるが、新井Pに制作の裏側や最終回への思いを語ってもらった。
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多部未華子が仕事で大切にしていること「自分に期待しない。自分だけで頑張らない」
アニメ・ゲーム
2002年にデビュー以来、約20年にわたり映画、ドラマ、舞台と精力的に女優業を続ける多部未華子。演じるキャラクターに説得力を持たせ、視聴者に共感を呼ぶ確かな演技力は多くの人を魅了しているが、長く一線級で活躍するために多部はどんなスタンスで仕事に向き合っているのだろうか――話を聞くと、彼女のブレない信念が垣間見えてきた。
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平野綾、斎藤瑠希に安心感「本当に真っ直ぐな心を持っている」
アニメ・ゲーム
11月26日にディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ミラベルと魔法だらけの家』が公開された。本作で主人公・ミラベルの声優を務める新人女優の斎藤瑠希は19歳にしてUS本社のオーディションを経てヒロインに抜てきされた超新星。さらにミラベルの姉イサベラ役には、声優にとどまらずミュージカル『レ・ミゼラブル』や『モーツァルト!』などでも活躍する平野綾が抜てきされた。『モアナと伝説の海』(2017)以来4年ぶりの新作オリジナル・ミュージカルとなる本作で圧巻の歌唱を見せた2人に、お互いの印象や今後の展望などを聞いた。
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吉高由里子、『最愛』に感謝 最終回は「胸がわしゃわしゃってなると思う」
エンタメ
吉高由里子が主演を務め、松下洸平、井浦新が共演するドラマ『最愛』(TBS系/毎週金曜22時)が、明日17日に最終回を迎える。オリジナル作品のラブサスペンスということで、先が読めないストーリーと役者陣の好演が話題を集め、回を重ねるごとにSNSやネットニュースで盛り上がりを見せている。15年前と現在に起きた2つの殺人事件に翻弄される梨央に扮した吉高に話を聞くと、梨央を演じて感じたことや松下や井浦への思い、最終回の見どころなどを明かしてくれた。
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松本まりか、主演作が続く現状に新たな恐怖 キャパはいっぱいでも「逃げちゃダメ」
映画
“遅咲きの女優”ともいわれる松本まりか。内田英治監督が濡れ場をめぐるドタバタを描く衝撃作『雨に叫べば』では、映画の撮影現場で奮闘する“監督役”として主演を務めているが、今年はその他にも続々と主演作がお披露目となるなど、怒涛(どとう)の快進撃を続けている。「主演という立場にはやっぱり憧れがありました」と打ち明けた松本だが、実際にその立場を経験してみると、なかなか仕事に恵まれなかったときに味わっていたものとは違う、“新しい恐怖”を感じていると告白。女優として進化の「第2レベル」と現在地を分析した彼女が、「恐怖から逃げちゃダメ。今の私にプライベートはいらない」とストイックな役者魂をみなぎらせた。
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渋谷凪咲、2021年大ブレイク! バラエティーで大喜利力評価も「常に軸はNMB48」
エンタメ
今年、テレビ出演本数300本超、2021年ブレイクタレント筆頭と言っても過言ではない活躍を見せるNMB48・渋谷凪咲。そのキュートなルックスとほんわかした雰囲気で発揮する、抜群の発想力とワードセンスに基づいた“大喜利力”は、本職のお笑い芸人から畏怖されるほど。バラエティー界で飛ぶ鳥を落とす勢いの渋谷に、今年の活躍を振り返ってもらった。
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大原櫻子、頭の固い大人にはなりたくない――遊び心を大切に歩む芝居の道
エンタメ
ドラマ、映画、舞台、歌手活動とさまざまなジャンルで輝きを放つ女優でアーティストの大原櫻子。2022年は、ストレートプレイ初主演となる舞台『ミネオラ・ツインズ』で幕を開ける。上演中に26歳の誕生日を迎え、さらなる進化を遂げようと意気込む大原に話を聞いた。
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もう中学生、ブレイクも狂気も自覚なし 意外にも「テレビではテンションを下げている」
エンタメ
『有吉の壁』(日本テレビ系)への出演や、お笑いコンビ・麒麟の川島明が『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で無観客ライブ配信について紹介したことなどを機に、再ブレイク中のお笑い芸人・もう中学生。その“実力”は、マツコ・デラックスをして「今一番好きかも」「一言でいうと“ヤバい人”」「狂気」と言わしめるほど。実は一時は仕事が激減、芸能界を引退して地元・長野に帰ることも考えていたという彼が、あれよあれよとブレイクし、10月からは冠番組『もう中学生のおグッズ!』(テレビ朝日ほか/毎週月曜26時36分※12月13日は26時41分放送)もスタート。「タレントグッズ集め」という趣味を生かして、持ち前の“狂気”を存分に発揮している。そこで、本人にインタビューすると、どういうわけか大きな太鼓とともに登場したのだった。
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木村多江、“薄幸系”から“怪演女優”へ 「面白い俳優になりたい一心で突き進んできた」
映画
日本中に考察ブームを巻き起こしたドラマを映画化した『あなたの番です 劇場版』で再び“怪演キャラ”に挑み、よるドラ『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』(NHK総合/毎週月曜22時45分)では驚きの再現度で阿佐ヶ谷姉妹を演じるなど、女優・木村多江の進化が止まらない。「面白い俳優になりたい一心で突き進んできた」という木村は、“怪演女優”と呼ばれることについても「うれしいです。怪演できるような役って、なかなか出会えるものではないですから」と柔らかな笑顔。今年50歳という人生の節目を迎えて「今はまた0歳になったような感覚」という彼女が、これまでのキャリアを振り返りながら、転機や50歳という年齢の持つ意味について語ってくれた。
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井浦新、『最愛』“加瀬キュン”は自ら考案「視聴者の皆さんと一緒に物語を楽しんでいる」
エンタメ
吉高由里子主演の『最愛』(TBS系/毎週金曜22時)で、主人公の真田梨央(吉高)をあらゆる手段で守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎を演じている井浦新。その底抜けな包容力に、SNS上では“加瀬さん”人気が高まっている。10日に放送される第9話を含めて残り2話となった本作。井浦に話を聞くと、共演で感じた吉高や松下洸平への思い、演じる加瀬について、終盤に向けての見どころを明かしてくれた。
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悠木碧「楽しいを阻害したくない」 SNSの“ポジティブ発言”に込めた思い
アニメ・ゲーム
日本が誇るアニメーションスタジオ・手塚プロダクションが制作を担当する長編アニメ映画『さよなら、ティラノ』が、12月10日より全国で公開。作品内でトリケラトプスの子ども・トプスを演じる声優の悠木碧は、本作について「性別も年齢も超えた友情物語」と語る。今回は、作品の見どころと併せて、子どものときから芝居と向き合ってきた彼女の考え方の変化について話を聞いた。
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磯村勇斗、自分の言葉にしっかり責任が持てる30代に 理想の大人像は三島由紀夫
エンタメ
『青天を衝け』『ヤクザと家族 The Family』『東京リベンジャーズ』『劇場版 きのう何食べた?』…2021年も幅広い作品で確かな演技力を発揮し続ける俳優の磯村勇斗。そんな輝きを増した一年の締めくくりに臨むのが、自身初の唐十郎作品への出演となる舞台『泥人魚』だ。不安やプレッシャーもあったという新たな挑戦を前に、現在の思いを聞いた。
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