インタビュー
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ソフィア・コッポラ、型破りな父親像は「父フランシスの世代を参考」――『オン・ザ・ロック』インタビュー
映画
ソフィア・コッポラの新作『オン・ザ・ロック』は、『ロスト・イン・トランスレーション』以来17年ぶりとなるビル・マーレイとのコラボレーション、と聞けば、いやが上にも期待が高まるのは抑えられない。ソフィア自身、「あの映画のビルがとても気に入っているので、その印象を壊したくなかった」と、再タッグに時間が掛かったことを認めているほど。となれば、今回はあの作品に勝るとも劣らぬチャーミングで魅力的なマーレイが拝めるということだろう。本作には、自身のパーソナルな思いも込められているというソフィアに、オンライン・インタビューで、その胸の内を語ってもらった。
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乃木坂46・中田花奈、初のソロ写真集 オファー当時には迷いもあった
エンタメ
8月に結成10年目へ突入したアイドルグループ・乃木坂46の1期生として活躍、7月に年内でのグループ卒業を発表した中田花奈が1stソロ写真集『好きなことだけをしていたい』(光文社)を発売する。彼女にとっては念願であり、集大成になりうる一冊。26歳の彼女の今が収められているが、当初は自分が写真集を出すことによって「乃木坂46が売れなくなったと思われたらどうしよう」と、不安も感じていたという。
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唐沢寿明、『24』原作ファンへの思い「“頑張ってるな”って思ってくれれば」
エンタメ
捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)が凶悪なテロ事件と戦う1日を、全24話の1シーズンかけてリアルタイムで描くドラマ『24‐TWENTY FOUR‐』。その革新的なスタイル、スピーディーかつスリリングな展開で視聴者を圧倒し、世界的に大ヒットした。そのリメイク版『24 JAPAN』(テレビ朝日系)が本日10月9日からスタートする。主演は、原作の大ファンだという唐沢寿明。『白い巨塔』(フジテレビ系)をはじめさまざまなリメイク作品をヒットに導いてきた唐沢は、今作への出演をどう捉えているのか――。また、多くの人を虜(とりこ)にする同シリーズの魅力を語ってもらった。
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『スーパーナチュラル 』ジェンセン・アクレス&ジャレッド・パダレッキ、2人は「これからもずっと家族」
海外ドラマ
2005年の放送開始以来、日本のみならず、世界中の視聴者を魅了し、多くのファンに愛されてきたドラマシリーズ『SUPERNATURAL スーパーナチュラル 』が、ついにファイナルを迎える。15年という長い年月を共に過ごしてきたウィンチェスター兄弟の兄、ディーン役のジェンセン・アクレスと、弟サム役のジャレッド・パダレッキの2人が、この15年間についてオンラインでのインタビューで語ってくれた。
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岡田健史、あふれるハングリー精神 同世代で異質な「オスの部分をしっかり出していきたい」
映画
今年は連続ドラマの出演も相次ぎ、年内に5本の映画が公開されるなど、21歳の俳優・岡田健史が破竹の勢いを見せている。雫井脩介によるベストセラーサスペンス小説を映画化した『望み』では、思春期の戸惑いをスクリーンに刻み込んだ。2018年にドラマ『中学聖日記』(TBS系)で鮮烈デビューを果たし、「進化し続けたい」と熱い思いを吐露する彼。「努力することを惜しまない」という努力家の原点に迫ると、父からの教え、そして並々ならぬハングリー精神が浮かび上がった。
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野村周平、正義とは“優しさ”「視点が変われば意味合いも変わる」
エンタメ
現在放送中のドラマ『DIVER-特殊潜入班-』(カンテレ・フジテレビ系/毎週火曜21時)で、福士蒼汰演じる黒沢兵悟が所属する潜入捜査官チーム“D班”のメンバー佐根村将役で出演している野村周平。作品では、さまざまな視点から“正義”についての解釈が描かれるが、野村にとっての正義とはどういったものなのだろうか――。
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二宮和也が断ち切った「甘え」 20年以上のキャリアで初の試み
映画
天才外科医、新人検事、落語家の弟子など、これまでさまざまなキャラクターを演じてきた嵐の二宮和也。主演を務める最新映画『浅田家!』では、写真家の浅田政志氏という現在も活躍中の人物を演じる。俳優としてのキャリアは20年を超え、嵐としてのそれより長いが、今回の撮影では初めて、自身の中にある「甘え」を断ち切ったという。
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『鵞鳥湖の夜』“水浴嬢”をミステリアスに演じたグイ・ルンメイ 監督が明かす裏側
映画
映画『薄氷の殺人』(2014)でベルリン国際映画祭金熊賞、銀熊賞(男優賞)をダブル受賞した中国の気鋭監督ディアオ・イーナン。5年ぶりとなる最新作『鵞鳥湖(がちょうこ)の夜』(現在公開中)でも、パルムドールを受賞した『パラサイト 半地下の家族』とともにカンヌ国際映画祭で大絶賛を浴び、アジア映画批評家協会賞では最優秀監督賞を受賞するなど国際的評価をますます高めている。ジャ・ジャンクー、ロウ・イエ、ワン・ビン、ワン・シャオシュアイらと並ぶ“中国第六世代”の鬼才として注目を浴びるイーナン監督に、作品の根幹に流れる自身のアイデンティティー、脚本の着想も含めた独特の映画表現、さらには2作連続で監督のミューズを務めた女優グイ・ルンメイの魅力について話を聞いた。
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芦田愛菜16歳が語る、“わからないもの”への面白さ
映画
芥川賞作家・今村夏子の小説を映画化した『星の子』で主演を務める芦田愛菜。本作では、両親の愛情をたっぷりと受けて育ちつつも、その両親が“あやしい宗教”に傾倒していくことに葛藤や心の揺らぎを感じながら成長していく中学3年生の主人公・ちひろを演じている。16歳にしてすでにキャリア13年の芦田が、本作で感じた“わからないもの”への面白さとは。
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山本美月、女優デビューから10年 30代を前に生じた“仕事観の変化”
エンタメ
演劇界をけん引する生瀬勝久、池田成志、古田新太の3人が、“今、一番やりたい芝居を、自分たちの企画で上演したい!”との思いから結成したユニット“ねずみの三銃士”。その6年ぶり4回目の公演となる『獣道一直線!!!』に、女優の山本美月がヒロインとして参戦する。舞台は2度目の挑戦となる山本に、本作への思いや最近起きたという心境の変化について聞いた。
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仲野太賀「見向きもされない時間」を乗り越え、たどり着いた“いま”
エンタメ
南海キャンディーズの山里亮太が、中条あやみ、芳根京子、池田エライザら実在する女優やアイドルを“勝手に”妄想に巻き込んで紡いだ短編小説を実写化する連続ドラマ『あのコの夢を見たんです。』(テレビ東京系/毎週金曜24時12分)。豪華女優陣が“本人”役で各話のヒロインを演じる本作で、山里役を演じているのが『今日から俺は!!』(日本テレビ系)など話題作への出演が続く仲野太賀だ。民放連続ドラマ初主演となる仲野に意気込み、作品の見どころを聞いた。
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橋本環奈、ネットでの中傷への向き合い方「心の中で抗うことが大切」
映画
「小説には人の心を動かす力がある――」。女優・橋本環奈がヒロインとして出演する映画『小説の神様 君としか描けない物語』で幾度も出てくる言葉だ。橋本自身、数々の映画やドラマに出演して作品を残す一方、SNSでは300万人を超えるフォロワーを持つなど、“人を動かす力”を持つ立場にいるとも言える。彼女は発信者として、どんなことを大切に日々表現に向き合っているのだろうか――。
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レギュラー化から半年 『有吉の壁』がゴールデンでも「お祭り騒ぎ」を可能にした理由
エンタメ
2015年4月から深夜帯を中心に不定期特番として人気を博してきた『有吉の壁』(日本テレビ系)。深夜だからこそできるお祭りに見えた同番組が、今年4月から水曜夜7時のゴールデンのレギュラー番組になり半年が経つ。深夜番組がゴールデンでレギュラー化されることにより、番組の持つ雰囲気が変わってしまうことが多い。それだけに番組ファンにとっては期待半分、不安半分といったところだったろう。しかし、レギュラー化してもスタンスは変わらず、ますます珍妙な企画を連発している。なぜゴールデンでも「変わらないこと」が可能なのか。同番組の横澤俊之プロデューサー(以下、横澤P)に話を聞いた。
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乃木坂46・梅澤美波、“マイナス思考が止まらない”苦悩の時期も 白石麻衣らの言葉が変化のきっかけに
エンタメ
8月21日に結成10年目へ突入したアイドルグループ・乃木坂46。9月4日に加入4周年を迎えた3期生の一人として、グループを支えるのが梅澤美波だ。ファースト写真集の発売に、映画出演と躍進著しい彼女だが、過去には“マイナス思考が止まらない”苦悩の時期があったという。そんなとき救ってくれたのは1期生の白石麻衣ら、先輩メンバーの言葉だった。
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乃木坂46・梅澤美波「武器はスタイルしかない」 身長170cmの“自分らしさ”見せたい
エンタメ
乃木坂46の3期生・梅澤美波。170cmの高身長を生かしたスタイルと美貌にも定評があり、女性ファッション誌「with」の専属モデルも務めるメンバーだ。彼女の魅力が凝縮されたファースト写真集『夢の近く』(講談社)では、オーストラリアのリゾート地・バイロンベイとゴールドコーストでのロケで、自然体の姿を切り取った。撮影では「武器はスタイルしかない」と、意気込んでいたという。
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松本幸四郎、歌舞伎休演で自問し続けた5ヵ月間 長男・市川染五郎の飛躍にはエール
映画
コロナ禍で休演していた歌舞伎座が8月、5ヵ月ぶりに幕を開けた。歌舞伎俳優の松本幸四郎は「本当の再開はまだこれから」としながらも「今の状況は新しい表現を生み出すチャンスでもある」と語る。10月2日より全国公開されるシネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと) 風雲児たち』では主人公の大黒屋光太夫役を務め、長男の市川染五郎と共演する。歌舞伎界の花形と期待の新星の父子に、作品の魅力や舞台への思いを聞いた。
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森高千里、21年ぶりの全国ツアーで感じたライブへの思いと日本の“街”の素晴らしさ
エンタメ
昨年、21年ぶりに36ヵ所、37公演という全国ツアー「この街ツアー2019」を行った歌手の森高千里。その際に訪れた全国の“街”と森高自身の素顔が詰まったフォトエッセイ『森高千里「この街」が大好きよ』(集英社)が25日に刊行された。1987年に「NEW SEASON」で歌手デビューしてから33年。途中、結婚や出産、子育てが中心となり音楽活動から離れた時期もあったが、森高が今一番大切にしているライブ、そして日本各地をまわって歌を届ける旅で感じた思いを聞いた。
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乃木坂46・齋藤飛鳥、グループ10年目の今「何から何まで初期とは違う」
映画
8月21日で結成10年目へ突入したアイドルグループ・乃木坂46。1期生としてすべての歴史を見てきた一人、齋藤飛鳥は自分自身のこれまでについて「何から何まで初期とは違う」と振り返る。今年に入り、女優としての活躍も目立つ彼女に、メンバーとして、一人の人間としての歩みや変化を聞いた。
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乃木坂46・齋藤飛鳥、周囲の評価に「怯えることもあった」
映画
乃木坂46の1期生・齋藤飛鳥、3期生の山下美月と梅澤美波が出演する映画『映像研には手を出すな!』。“最強の世界”を夢見てアニメーション制作を志す3人の女子高校生の青春ドラマを描いた本作で、超人見知り&超天才監督の主人公・浅草みどりを演じた齋藤。役を通じて「周囲の評価に怯えることもあった」という10代の頃の自分を思い出したという。
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草なぎ剛、40代からの変化と感謝「年月を経て許し合えていく部分がある」
映画
これまでさまざまな人物を演じ、観る者に鮮烈な印象と感動を与えてきた草なぎ剛。彼の新たなキャリアに加わった役が映画『ミッドナイトスワン』で演じたトランスジェンダー・凪沙だ。トレンチコートのひもをキュッと結び、ヒールをかつかつ鳴らし、寂れた都会の路地裏を歩く。そのたたずまいはスクリーンで得も言われぬ存在感を放ち、まだ知らない草なぎの顔があったこと、俳優としての底知れない才能に圧倒される。試写後、「席を立てなかった、ずっと浸っていたかった」と言うほど自身ものめり込んだ本作について、また、年を重ねたことで実感したという許し合うことの大切さについて、語ってもらった。
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鈴木亮平「もっとできたという思いを残したくない」 “妄想”旅行記にも全力投球!
エンタメ
役どころに合わせたストイックな姿勢が知られている俳優・鈴木亮平。東京外国語大学卒で、高校時代には、全国高校生ドイツ語スピーチコンテストで優勝したことのあるインテリでもある。加えて耳に入ってくるのが、大の「世界遺産好き」という趣味への傾倒ぶり。マニア、フェチといってもいいレベルに到達した鈴木が、ついに“妄想”旅行記『行った気になる世界遺産』を完成させた。
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『TENET テネット』 クリストファー・ノーラン監督が選んだ“壮大な挑戦”
映画
時間の概念に斬り込む大胆なストーリー展開、そして世界7ヵ国を舞台にIMAXカメラをフル稼働させた超絶リアルな映像体験…。製作費約2億ドル(約211億円)を投じて完成させた一大巨編『TENET テネット』が、9月18日よりついに日本でそのベールを脱ぐ。映画ファンの期待が最高潮に達する中、メガホンを取ったクリストファー・ノーラン監督と主演を務めたジョン・デイビッド・ワシントンがリモートインタビューに応じ、本作へのみなぎる思いを語った。
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香取慎吾×三谷幸喜、20年以上の付き合いにも「なれ合いはない」
エンタメ
ドラマ『古畑任三郎スペシャル VS.SMAP』(フジテレビ系)を皮切りに、『HR』(同系)、大河ドラマ『新選組!』(NHK総合など)など、共に多くの作品を生み出してきた香取慎吾と三谷幸喜が、ドラマ『誰かが、見ている』で再びタッグを組む。20年を超える付き合いの2人が、『HR』以来となるシットコム(シチュエーション・コメディ、登場人物の置かれる状況によって観客や視聴者を笑わせる作品)の新作を振り返り、「なれ合いじゃない」間柄について語った。
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欅坂46・二期生、改名発表後の気持ちの変化 次第に大きくなる「寂しさ」と「期待」
映画
10月に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われるラストライブで活動を休止し、改名により再出発を図るアイドルグループ・欅坂46。その5年間の活動の軌跡を描いたドキュメンタリー映画『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』が公開中だ。グループの岐路を前に心境を吐露したのは、2018年11月に加入した二期生の武元唯衣、田村保乃、松田里奈の3人。改名発表を経た欅坂46に対する今の思いを明かした。
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森七菜、環境の変化にも自然体「私自身はあまり変わっていないと思います」
エンタメ
いよいよ本放送が再スタートされる連続テレビ小説『エール』。再開直後の第14週では、二階堂ふみ扮する古山音の妹・梅が突然上京し、古山家に居候することになる。梅を演じているのは、2017年の女優デビュー以来、話題作への出演が続く新鋭・森七菜。「やっぱりすごい」と撮影の印象を述べた森が、朝ドラの現場で得たこととは――。
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