女地獄 森は濡れた

【解説/みどころ】
性による悦楽の世界を追求する作家・神代辰巳が、避けて通ることのできないサディズムの世界に挑んだ野心作。原作はマルキ・ド・サドの『ジュスティーヌ』で、舞台を大正の米騒動の騒乱期に移している。殺人の濡れ衣を着せられ、さまよい歩く幸子は洋装の女に森深くのホテルに連れて行かれる。そこは女とその夫の退廃と悪徳に満ちた性と暴力の快楽殿であった。ほとばしる血と精液の中、幸子だけは快楽を拒否するのであった。神代はこれまでにない様式的な画面構成を用い、一方では当時の流行歌を彼独自の方法で使うなど、意欲的。
- キャスト
- 伊佐山ひろ子/ 中川梨絵/ 山谷初男/ 山科ゆり/ 高橋明/ 絵沢萠子/ 叶今日子/ 堀弘一/
- スタッフ
- 監督: 神代辰巳 脚本: 神代辰巳 原作: マルキ・ド・サド
- 上映時間・制作年
- 65分/1973年
- 制作国
- 日本
- 映倫区分
- R-18
- 配給
- 日活
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