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薄桜記

【解説/みどころ】
五味康祐の新聞連載小説を市川雷蔵主演で映画化した正統派時代劇の名作。丹下典膳は留守中最愛の妻が、知心派の5人組に犯されたことを知り苦難の末、5人を捜し出し復讐を果たすが、自らも傷つき妻とともに果てる。この典膳と、勝新太郎扮する中山安兵衛との交友を絡ませ、二人の剣士の明暗を赤穂浪士の討ち入りを背景に映し出した内容になっている。森一生の重厚な演出と本多省三の華麗なカメラワークが、非業の最期を遂げた剣豪・丹下典膳の半生を浮き彫りにする。特にラスト、片手片足に深傷を負い戸板に寝かされながら、多数の敵と必死に闘う丹下典膳のデカダンスな美しさは筆舌につくしがたいものがある。丹下典膳に扮した市川雷蔵が素晴らしい演技をみせ、彼の代表作となった。


キャスト
市川雷蔵勝新太郎真城千都世三田登喜子香川良介
スタッフ
監督: 森一生 脚本: 伊藤大輔 原作: 五味康祐
上映時間・制作年
110分/1959年
制作国
日本
配給
大映=大映京都


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