海外特派員
【解説／みどころ】
イギリス時代にスリラーで名をなしたＡ・ヒッチコックが渡米後、「レベッカ」に続いて発表した作品。舞台は第二次大戦直前のヨーロッパ、オランダの大物政治家の暗殺を目撃したために、政治的陰謀に巻き込まれてしまうアメリカの特派員の冒険を、華麗なタッチで描く。風向きと反対に動く風車、暗殺シーン、雨傘の波を縫って犯人が逃げるシーン、コクピットにカメラを据えっぱなしで捉えた飛行機が墜落するシーンなど、必見の見せ場がこれでもかというように連発される。二転三転のドンデン返しに満ちた物語展開で、観る者を飽きさせないヒッチコックの手腕は見事の一語につきる。主演の話を蹴ったゲイリー・クーパーが、できた映画を見て地団駄を踏んだ話は有名。
- キャスト
- ジョエル・マクリー／ ラレイン・デイ／
- スタッフ
- 監督: アルフレッド・ヒッチコック 脚本: チャールズ・ベネット ジョーン・ハーヴェイ
- 原題
- FOREIGN CORRESPONDENT
- 上映時間・制作年
- 119分／1940年
- 制作国
- 米
あわせて読みたい
最新ニュース
-
[ADVERTISEMENT]
-
[ADVERTISEMENT]
-
X
-
Instagram
